セブン-イレブンHPより
ブラック企業大賞がいよいよ11月29日に発表される。
ブラック企業大賞とは、労働相談に取り組んでいる弁護士や市民団体、ジャーナリストなどでつくられた実行委員会によって実施されているもので、今年で4回目。いじめや長時間過密労働、低賃金、育休・産休などの制度の不備、派遣差別、コンプライアンス違反、求人票でウソを書くなどの指標をもとにブラック企業を選ぶ。これまで、ヤマダ電機(2014年)やワタミフードサービス(2013年)、東京電力(2012年)の3社が大賞となっている。
今年、ノミネートされているのは、コンビニ最大手のセブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブンイレブン)、福井県の消防・防災機器の販売・保守点検サービスの暁産業、外食サービスのフジオフードシステム、靴販売のエービーシー・マート(ABCマート)、個別指導学習塾の「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパン、引越社関東(アリさんマークの引越社)の6社だ。
Web投票などによって、この6社から1社が2015年の「ブラック企業大賞」に選ばれる。
現在のところ、ブラック企業大賞のサイトへの書き込みを見れば、やはり圧倒的にセブンイレブンのブラックぶりを告発する声が多い。
「セブンイレブンが大賞とるでしょ。自分自身がここでアルバイトしてて痛感する。おせち、クリスマスケーキ、年末ギフトとノルマが課せられていて、ノルマ到達できないとオーナーにボロクソ言われる。仕方ないからわずかな給料から自腹で買ってる。時給がとんでもなく安いうえに、これしてたら、何してるかわからん」
「セブンイレブンのオーナー店で深夜バイト中です。労働密度が濃い職場環境です。しかし、時給は県内最賃並+深夜加算です。雇用保険や健康保険、厚生年金などの各種社会保険制度には未加入です。交通費も支給されません。身体を壊して入院する人も比較的多いです。無理な勤務状況が影響しているのかもしれません。コンビニ業界は、低賃金・長時間労働を前提としたブラック的要素の濃い業態だと思います」
「セブンイレブンは お弁当 おにぎりなどの製造している下請けにも過酷 どう考えても 時間的に無理な工程表 下請けのパート労働者は最低賃金 過酷な残業 場所に依っては 仕事がない60才以上がほとんど セブンイレブンだけの仕事をしているんだから」