ここでいま一度、確認しておきたいのは、ファン相手に商売をする限り、いつの時代も行きすぎた行動をとる者がいることを事務所は想定しなくてはいけないということだ。こうしたとき、タレントを守ることは事務所の大事な仕事であり、無論、水越や岩本、山下のように暴力や器物破損といった行為をはたらくことは決して許されることではない。批判されるべきは暴行したタレント自身であり、事務所である。その前提をなし崩しにして、ヤラカシに反省を促すのは、まったく道理に合わない話だ。
すべてをヤラカシだけのせいにして、暗にタレントや事務所が受けるべき批判をファン批判にすり替える。タレントも教育・管理できないで、ファンに事務所のツケをはらわせるとは、ジャニーズの体質は根本的に間違っているのではないだろうか。
(林グンマ)
最終更新:2015.03.20 12:15