「江角マキコ オフィシャルブログ」より
マスコミが大きく報じた女優・江角マキコのママ友からのイジメ告白騒動。しかし、この騒動の背景には、よくあるようなママ友同士のトラブル以上の陰湿な問題が横たわっているようだ。
〈もう四年以上前かな。。。 私もいろいろな噂話を流された事があります。お弁当を作らずメロンパンをポンと持たせている、、、とか 先生にいわゆるチクリをしてる、、、とか それはもう様々なストーリーで〉
当時、長女を都内の名門幼稚園に通わせていた江角が自身のブログで“ママ友”からのイジメ体験を告白したのは7月30日のことだった。江角の告白に「江角さんがイジメにあっていたなんて」といった同情的な見方が広まって行くかと思いきや、事態は意外な展開を見せる。江角発言から1週間後に発売され「女性セブン」(8月21日・28日合併号)で、江角のイジメ告白に対して、江角の娘の同級生の親から強烈な逆襲記事が掲載されたのだ。
「『江角マキコこそ加害者!』母たちの激烈抗議文公開」と題されたその記事には、「ママ友イジメをしていたのは、むしろ江角の方」という2000文字にも及ぶママ友からの抗議声明が掲載されていた。それによると、江角はママ友から様々な善意を受けていたにも関わらず、陰でママ友の中傷やあり得ない噂を流してきた。イジメられたと主張する江角は、ママ友の間では有名な“困ったちゃん”だった。〈あまりにも大人げなく、くだらない彼女からの中傷に対して、ほかの保護者たちは口を閉ざしてきました〉〈彼女は被害者というより加害者ではないか、と考えます〉。江角の発言がいかに身勝手で真実を語っていないかを徹底的に追及しており、彼女の方こそが加害者であると断じていた。
たしかに、江角の“女王キャラ”を考えると、イジメられていたというより、イジメていたというほうがしっくりくる。だが、この小学校の関係者によれば、実態は「どっちもどっち」だという。
「江角さんの娘の同級生には有名元プロ野球選手の子どもがいて、その母親のグループと江角さんが対立していたようです。江角さんが歯に衣を着せぬ言動で浮いていたのは事実ですが、そのグループからかなり陰口を叩かれ、いやがらせを受けてていたと聞いています」
たしかに〈神様はいらっしゃる。自分の犯した罪は、必ず明らかになる〉と大仰に締められているこの江角への抗議文を読むと、こちらにも尋常ならざる攻撃性を感じる。しかも、抗議文には“巧妙な”仕掛けまでセットされていた。