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石田純一がコロナバッシングで「組織に狙われている」と語った理由! ネトウヨの電凸にさらされ続けた結果、追い詰められ…

 たしかに石田純一は、準公人という立場にある以上、コロナをめぐってもその行動が批判にさらされるのはある程度、仕方がない。しかし、なぜ石田だけがこんなにしつこく叩かれなければならないのか。
 
 緊急事態宣言下に沖縄に行ったことが問題であるなら、俳優の山田孝之や新田真剣佑らも沖縄旅行に出かけていたことが報じられているし、感染再拡大するなか福岡に出かけたことが問題であるならば、タレントの小島瑠璃子だって同時期に福岡でデートしていたことが報じられている。飲み会や「お持ち帰り」疑惑にいたっては、ジャニーズ事務所の山下智久が未成年女性と飲酒しホテルに連れ込んだことが報じられている。

 しかし、ネットで多少批判されることはあっても、ほかの誰も、石田のようにはワイドショーで繰り返し非難されたり、日常生活をしつこく追い回されたり、自宅に直撃されたりしていないではないか。

 他の人と違って、石田純一は軽率な行動を繰り返しているなどと勘違いしている人もいるかもしれないが、それは石田に対してだけ自宅に張り付いて四六時中行動を監視するような取材をしているから、発覚しているに過ぎない。

 それ以前に、石田は山下のように未成年をホテルに連れ込んだりしたわけでもなく、旅行やゴルフ、飲み会など、コロナ下でなければごく普通の行為に参加しただけなのである。

 にもかかわらず、石田だけがこれだけ叩かれるというのは、石田が大手事務所に所属しておらず、ふだんからネトウヨの標的になっているような叩きやすい存在だからだ。ようは、芸能マスコミの、いつものご都合主義による“弱いものいじめ”バッシングにすぎないのである。

 しかし、今回のやり方はさすがに常軌を逸している。コロナに感染した上、仕事もなくなり、これだけ叩かれ続けたら、いくら叩かれ慣れている石田だといっても、精神的に相当追い詰められてもおかしくない。

 ワイドショーは「感染者への誹謗中傷はやめるべき」などと言っているが、これこそが誹謗中傷そのものだろう。

 しかも、石田バッシングにはもうひとつ悪影響がある。感染者に対してのこんな理不尽なバッシングを見せられたら、少しでも後ろめたいことがある人は、感染の可能性があってもますます検査などに協力しなくなるからだ。感染者を責めるのが論外であるのはもちろん、感染原因に脇の甘さや行動の落ち度があった人に対しても個人を攻撃しないという姿勢を徹底しない限り、コロナ差別やコロナ村八分はなくらないし、感染を予防することもできない。

最終更新:2020.08.24 08:04

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