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山下、亀梨の未成年スキャンダルでジャニーズ御用「女性セブン」が相手女性を「嘘をつくほうが悪い」とバッシングの卑劣!

活動自粛処分を受けた山下


 案の定というべきか。山下智久とKAT-TUN亀梨和也の2人が未成年女性と飲酒、さらに山下はその女性をホテルに連れ込んでいた問題。17日になって、ジャニーズ事務所が山下を「一定期間の芸能活動自粛」、亀梨は「厳重注意」の処分を発表したことで、マスコミも一斉にこの問題を報じた。

 しかし、その内容は完全にジャニーズの言い分をそのまま代弁するようなものだった。

 本サイトでも先日詳しく報じたとおり、ジャニーズ事務所は発表文で、女性が「積極的に年齢を偽っていた」、つまり二人は騙されたと主張。一方で、山下がその女性をホテルに連れ込んだことについては、一切ふれず、処分の理由について、「(コロナ下で)自身の置かれた立場に対する自覚と責任に欠けた行動であった」などとすりかえていた。

 ところが、ワイドショーもスポーツ紙もこのごまかし、すりかえを批判するどころか、ほとんどが「ジャニーズがちゃんとした事務所だから厳しすぎる処分をしただけ」「高校生でもメイクしていたらわからなくても仕方がない」などと2人を擁護したうえ、「コロナ禍なのに知らない人と酒席をともにしたのはよくなかった」などというコメントでお茶を濁している。

 言っておくが、山下も亀梨ももう30代半ばの立派な大人だ。35歳の大人が未成年と飲酒していたら、普通のサラリーマンだって咎められる。加えて、山下の行った、飲酒後女子高生をホテルに招くという行為は、事実ならば「青少年の健全な育成に関する条例」に違反する可能性もあるものだ。なんで、これが、「最近の高校生は大人っぽいからわからない」「女子高生が嘘をついていた」などという与太話で済まされるのか。

 しかも、あきれ返るのは、相手女性へのバッシングを扇動するような報道まで出ていることだ。その典型が20日発売の「女性セブン」(小学館、2020年9月3日号)に掲載された「山下智久『女子高生と飲酒&お泊まり騒動』仰天真相」という記事だ。

 同記事には、「山下の知人」と称する人物が登場し、開口一番「彼は騙されたんですよ。ハメられたのではないかとさえ思っています!」と断言したあと、こうまくしたてている。

「女の子たちを呼んだのはバーの店長でした。山下さんと亀梨さんたちの来店を受けて、店長が“男性だけだと寂しいだろう”と気を利かせたつもりで、女性たちに声をかけたんです。山下さんたちは未成年との飲酒に特に神経をとがらせています。というのも、2018年に山下さんがかつて在籍していたNEWSの小山慶一郎さん(36才)と加藤シゲアキさん(33才)が参加した飲み会に19才の未成年者がいて、同席者らが彼女に飲酒させたとして、活動自粛となった経緯があるからです。以降、彼らは知らない相手と飲むときは必ず年齢確認をしていたと聞いています」
「3人の女性の中にC子という元アイドルがいました。彼女は成人していますし既婚者でもあります。3人は店側に“成人している”と言って、そのうちの誰かが身分証明書も出したそうですが、おそらくC子が代表して見せたのだと思います。店長はA子もB子も“同じ年ぐらいだろう”と、彼女たちの言い分を信じ込んでしまったのではないか」

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