山下のホテル連れ込み問題にまともにふれず「嘘は信じてしまう側よりもつく側が悪いのは明らかだ」
そして、「女性セブン」はこの知人の証言を受けて、〈嘘は信じてしまう側よりもつく側が悪いのは明らかだが、山下たちが責められているのは、この時期に早朝まで飲み明かしていたことだろう〉などと、山下や亀梨より、嘘をついた女子高生のほうが悪いと断罪するのである。
いったいなにを言っているのか、という話だろう。そもそも、この「山下の知人」とやらは山下がA子さんをホテルに連れ込んだことについて一切ふれないまま、女性たちが店長に嘘をついた、山下たちも年齢確認をしていたなどと言い張っているが、ほんの1時間ほど飲み会に同席しただけならまだしも、彼女と朝まで飲んで、ホテルにまで連れて行って、そんなことがありうるのか。
しかも、山下がホテルに連れて行ったA子さんは、「文春オンライン」の報道によれば、インスタで数万人のフォロワーがいる女子高生モデルで、大手出版社発行の男性漫画誌やインターネットテレビの番組にも登場しているという。これで「未成年と知らなかった」なんて言い訳が通用するはずがない。
また、百歩譲って、山下たちが本当に知らなかったとしても、児童福祉法や青少年育成健全条例の条文などを見ても明らかなように、責任は全て大人の側にある。相手が嘘をついていようがいまいが、大人が細心の注意を払うべきなのだ。それを「女性セブン」は嘘をつくほうが悪いなどと擁護するのだから、社会常識が狂っているとしか思えない。
もっとも、「女性セブン」ならこんな無理くりな報道をしても不思議はない。「セブン」は女性週刊誌のなかでもいちばんのジャニーズ御用メディアとして有名で、これまでもこうしたケースでは、ジャニーズタレントを擁護するために、相手女性を攻撃するような記事を掲載してきたからだ。