卓球批判の急先鋒だった「バイキング」だけは、4日、ピエール瀧の釈放を特集するなかで、再び卓球のふざけたツイートを批判的に取り上げたものの、一週間前に「バカじゃないのか? お前」などと言っていた勢いはどこへやら。坂上忍の反論は「俺が思うには、本人があのスーツを着て七三で出てきているときに、これ(ツイート)ってプラスになるのか?」と、瀧の立場を慮っているふりをしたまったく説得力のないものだった(瀧は卓球が悪役を引き受けて自分への批判をそらしてくれたうえ、自分の殊勝な態度を笑い飛ばしてネタにしてくれたことに絶対に感謝しているはずだ)。
しかも、電気グルーヴファンの土田晃之や田中卓志が「卓球さんはファンじゃない人にとってどう見られようが、なんとも思ってない」「こんなこと言えるの正直、卓球さんしかいない」と擁護的な意見を口にしても、坂上は満足な反論ができず、「テレビで生きてる人ではないっていうことなんですか。石野さんの場合は」とまとめるしかない有り様だった。
だが、当の卓球はこの弱った『バイキング』にも容赦なかった。東国原英夫が番組のなかで「電気グルーヴを知らない方たちが見たときに『この人、社会人として大丈夫なのか』っていう目で見られることを自覚されているのかな」と発言したのを受けて、〈だいじょうぶだあ〉とまぜっかえしたのを皮切りに、猛烈な勢いで「バイキング」やワイドショー、テレビ批判を連続ツイートし始めたのだ。
〈いまやTVじゃバカか老人しか誘導できないよ〉
〈万人に受け入れられようと思ってたら電気グルーヴなんかやって無いっーの!〉
〈Alternativeって意味の分からないヤツらは”歌手”はみんな紅白に出たいと思ってる、と思ってるでしょ〉
〈器の小さなバイキング見っけ!〉(アニメ『小さなバイキングビッケ』のDVDジャケット画像とともに)
〈重度の猥奴症〉
とどめは、こんなツイートだった。
〈バイキングでは電気グルーヴ=PUBLIC ENEMY No.1(意味において)あそこが騒ぐとこっちは焼け太る〉
〈さてと、バイキングでもからかってプロモーションの手伝いしてもらおうかな。〉
〈卓球の発言取り上げる、バイキングアンチが番組チェックする。これぞ卓球とバイキングのwin winの関係。〉