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NEWS小山慶一郎と加藤シゲアキに未成年飲酒強要発覚も…二人を出演させている「news every.」「ビビット」、御用マスコミの信じがたい対応

今回の騒動もジャニーズタブーにより「なかったこと」にされてしまうのだろうか。マスコミの姿勢が問われている

 またジャニーズのとんでもない不祥事が発覚した。NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキが、未成年の女性に飲酒を強要したというもの。きょう発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。小山といえば、『news every.』という日本テレビの夕方ニュースのキャスターを務めており、加藤は小説を書いていることも有名だが、TBSの情報番組『ビビット』で金曜日のレギュラーコメンテーターを務めている。そんな報道にも関わるタレントが、未成年への飲酒強要をしていたというのである。

 事件発覚のきっかけは、5月下旬にネット上にある音声データが流出したことだった。音声では、「●●(女性の実名)ターゲット! ●●ターゲット!」などと女性にイッキ飲みを強要しており、さらに「せえの! 小山も! あ、それ!」「シゲちゃん、いただきましたか?」と、小山と加藤を思わせる名前も出てくる。

 実際、音声も小山の声に似ていることから、ファンの間で騒然となっていた。しかも、その「イッキ飲みを強要されている女性は19歳の未成年」と疑う声もネットで広まっていた。

 そんななか、きょう発売の「週刊文春」が、小山、加藤と同席していた未成年女性を突き止め直撃した。「週刊文春」の直撃に対し女性は「未成年飲酒で記事になるんですか? 困ります。何より、彼らに迷惑がかかるのは嫌です」と詳細は語らなかったが、音声データの飲み会は今年の冬ごろ、六本木の店でのものだと言い、小山、加藤らと飲み会をしたこと、音声が彼らの声であることは否定しなかった。

 そして、ジャニーズ事務所は、「週刊文春」の取材に対し、相手が未成年であることは認識していなかったとしながらも、音声が事実であることは認めている。

 去年の冬ということは、ふたりの先輩にあたる同じジャニーズの山口達也の強制わいせつ事件報道よりも前のことだが、小山は泣きながら山口の事件を報じ、加藤は「先輩、何やってるんですか!」と憤っていた。それが、じつは自分たちも未成年に飲酒を強要していたとは、いったいどういう神経をしているのか。

 しかし、唖然としたのは、この問題に対するテレビ局や御用マスコミの反応だ。きのう6日の夕方には、「文春オンライン」がこの記事の予告編を配信しネット上では大騒ぎになっていたが、小山はふつうに『news every. 』に出演していた。加藤がコメンテーターを務める『ビビット』では、今朝、同じ「週刊文春」から紀州のドンファンの記事を紹介し引用していたが、同じ号に載っている飲酒強要記事はスルーした。

 例によって、ジャニーズタブーを丸出しにして、犯罪性を問われる可能性もあるこの不祥事をなかったことにしようとしているのだ。

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