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小泉今日子が「フライデー」でマスコミの忖度報道に違和感表明! バーニングに干される側になる覚悟も

 ようするに、小泉は不倫を大々的に報道されることもバッシングを受けることも覚悟のうえだったのだ。実際、前掲「フライデー」では、自分の真意を捻じ曲げられていることへの違和感を表明しても、不倫報道やバッシングへの不満は一切漏らしていない。それどころか、3年前の「フライデー」報道の際、不倫という事実が伏せられてしまったことについて「いまと同じような(各メディアに不倫と報じられる)結果になっていれば、いろんなことの未来につながっていたんだろうなという気がしていて、それは私の中で後悔しているところです。いいのかな、こんな話しちゃって」とむしろ、不倫を暴かれる側に立つために、独立したと受け取れるような発言までしていた。

 交際相手の豊原は会見で、小泉の独立と交際宣言について「独立ということを迎えて、独立しますというときに、打算的なものをすべて吹き飛ばして裸になった。独立というよっぽどの覚悟とともに、こういうことに区切り、けじめをつけようかってなったときに、打算や計算とは違うところで、行き着いたのがこういう形だったんだと思う」と語っていたが、まさにそのまんまの行動だったのだ。

 だが、小泉がここまで真摯な姿勢を見せても、ワイドショーの御用ぶり、忖度体質は変わることがない。小泉の文章の情報操作に関するくだりをカットし、小泉の真意を意図的に捻じ曲げるだけでなく、ほとんどの番組でバーニングの“バ”の字も発せられることはなかった。また、2月5日放送の『バイキング』(フジテレビ)では、司会の坂上忍が「事務所さんからしたら自分の所属するタレントを守るっていうのはそれは当然の思考」などと、バーニングの情報操作を擁護さえしていた。

 小泉の覚悟、勇気ある言動が芸能界と御用マスコミに届くことは、残念ながら永遠にないのかもしれない。

最終更新:2018.02.16 11:28

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