結婚報道に「結婚できないことがわからないはずがないのに」とチクリ
その卑劣さにはあきれかえるほかないが、しかし、小泉今日子はこうしたマスコミに対して、冒頭で紹介した「フライデー」記事でソフトな言い回しながらも、率直な気持ちを口にした。
「スッキリは全然、していません。
スッキリしたくてした行動ではなくて──。「やっぱり、自分の真意はなかなか伝わらないのかな」という気持ちはありますけれど、でも、それがキッカケだったといいますか……」
続いて、バーニングの情報操作に乗っかっていたマスコミの問題点についてもこう言及したのだ。
「「優秀な皆さん(メディア)がそこ(妻子ある豊原と結婚できないこと)をわからないはずがないのに」とずっと思っていて。私としてはすごく不思議というか、「私が言った一言がそうさせちゃったのかな」って思うところもあって。(中略)私は(豊原の家族の存在を)スルーしてしまったことが気になっていて。もちろん、ご家族の気持ちも大事なんですが、(豊原の家族の存在が)なかなか伝わってないと思います。私が言えることではないのですが、自分たちとマスコミの関係って難しいんだなと、つくづく思うところがあります」
芸能マスコミが叫んでいる“交際宣言は離婚に踏み切らない豊原に態度をハッキリさせろと迫るため”という下世話な見方についても「それは全然。まったくないです」と全否定。「私が一番考えていたのは、すでに豊原さんが離婚済みだというような情報が流布しているのをどうにかすること」と繰り返し強調した。
さらに、注目したいのは、小泉がバーニングから独立した理由についても、踏み込んで語ったことだ。
「もともと、(独立は)何年もかけて話し合ってきたことで……。(中略)(バーニングという)後ろ盾がある中でやることに違和感を感じていたので、一から──裸一貫というと逞しい言葉ですが、そういうところからモノづくりを始めてみたかった」