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キムタクと共演、嵐・二宮和也がSMAP解散時のファンの声を批判! “一般人の発言は制限すべき”とトンデモ主張まで

 自分たちはジャニーズの御用テレビ局や御用スポーツ紙、御用雑誌を使ってなんの批判にさらされることもなく、都合のいい話を垂れ流していながら、一般人は黙ってろ!とは、その特権意識の強さに呆れ果ててしまうが、もっとひどいのは、ニノの主張に明らかにスリカエがあることだ。

 二宮はSMAPメンバーために、という体で、解散を嘆く前にその功績に敬意、感謝を示せと説教しているが、ファンはけっしてSMAPに敬意をもっていなかったわけではない。メンバーが望んだ前向きな解散ならば彼らもきっと暖かく送り出しただろう。

 しかし、実際のSMAPは、無理やりジャニーズの圧力で活動停止、解散に追い込まれていった。しかも、キムタクをのぞく4人は一時、ジャニーズの御用マスコミからバッシングを受け、芸能界から干される寸前まで追い詰められていた。ファンがそれに声をあげるのは当然のことだし、声をあげたからこそ、ジャニーズ事務所も、そこまで露骨な対応はできなくなり、4人はいまもテレビで活躍できているのだ。

 その事実にフタをしてファンにこんな理不尽な説教をするというのは、どう考えてもSMAPメンバーのためではない。その主張はまるで、SMAPを潰したメリー喜多川氏やその娘、藤島ジュリー景子氏らジャニーズ事務所幹部の論理そのものではないか。

 実際、SMAP騒動はファンの声によってメディアコントロールが利かなくなるという、ジャニーズ事務所が体験したはじめてのケースだった。その結果、SMAPの4人を追放できなかったのはもちろん、ネットでは事務所が強い批判を浴びることになった。しかも、この状況はいまも続いていて、キムタクの“裏切り者”イメージ払拭のために、香取慎吾のバッシング情報やキムタクの「いい話」をしきりに流しても、ファンの反発を買うばかりで、逆に状況は悪化。いまもキムタクはまったく人気を回復できないでいる。

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