しかし、今回、石原はその薬物事件の際にクローズアップされた医師のもとへ自分の元恋人である玉置浩二、さらに〈Smapの木村君〉も通っていたと書いたのだ。
しかも、これは石原の妄想などではない。かつて、H医師自身が「女性自身」(光文社)02年5月21日号でこう語っている。
「木村くんは、5年前から、疲れた時や、風邪気味の時などに、連絡をもらって、深夜でもロケ地やスタジオに出向いては、にんにく注射をしています。木村くんに打っているのは、巨人の清原和博選手と同じにんにく100個分のもの。木村くんは仕事に対し真摯で、妥協を許さない人だから、体調管理にはとても厳しいですね」
もちろん、だからといって木村が薬物を使用している、などということはないだろう。
前出の「女性セブン」の記事によれば、H医師の芸能人の顧客は他にも〈戸田恵子(56才)、岸谷五朗(49才)、津川雅彦(74才)、伊原剛志(50才)といった役者たち、さらに、中村勘三郎(享年57)や市川猿之助(38才)ら歌舞伎界、そしてコロッケ(54才)、ダウンダウン・浜田雅功(51才)など〉多数いたし、薬物で逮捕された人物たちがH医師のもとに通っていたのも、むしろ、シャブを止めるためだったのではないか、とも言われている。「週刊文春」(文藝春秋)14年6月26日号には関係者のこんなコメントも掲載されていた。
「H氏は金を持っているVIPに対してはどんなリクエストにも気軽に応えてくれる便利さがあった。ASKAさんの“シャブ抜き”も手伝ったのではないかと噂されています」
しかし、芸能人もマスコミもみんながジャニーズ事務所に怯え、凍りついているなか、平気でこういう危ない話題でキムタクの名前を出せてしまうというのは、さすが石原というしかない。芸能マスコミにもこの十分の一でも勇気を発揮してもらいたいのだが。
(林グンマ)
最終更新:2016.12.02 08:57