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星野源『オールナイトニッポン』レギュラー決定で、噂の「下ネタ好き」「ゲスキャラ」全開への期待が

〈なんて言うか官能的な日本文学ってあるじゃないですか。あの感じをちょっとディスコクラシックというか、ソウルミュージックとかけ合わせてみたいなと〉
〈やっぱりブラック的なスケベとジャパニーズスケベっていうのはまたぜんぜん違うんですよね。やっぱり俺たちがグッと来るのはジャパニーズスケベなのではないかなと〉

 前述の「あそこの森」や「僕はただ見ている」の他にも、この曲には「花びらに変わる 君をただ見つめているよ」「君もその他も 胸を開け 足を開け 踊るならば」といった歌詞もある。これなども、おそらくセックスに関するメタファーなのだろう。言われてみればなるほどと思うが、言われなければこのメタファーには誰も気づかない。同曲をうっとりと聴いていた女子からすると驚くばかりの発言である。

 しかし、そのようにセックスのメタファーが織り込まれた曲は「桜の森」だけではない。同じく最新アルバムに収録されている「Snow Men」に関してはこんな解説をしているのである。

〈歌詞も「君の中を泳ぎながら」という、まさにこう、女の子の上を泳いでいるようなイメージから始まり、「山上を越えた」って。山上はおっぱいですよね。やっぱり。で、夕方の、カーテンが開いていて夕日が差し込んでいる中でセックスしているみたいなイメージだったんですよ〉
〈で、「胸に降り積もる光」っていうのはおっぱいに出した時のイメージですね〉
〈「君が振り返る時は ただ羽を広げさよなら」っていうのは、イッてしまった後の賢者感のもう早くさよならしたいっていう、あの男の最低な部分。あのどうしようもない感じの〉

 ようは「Snow Men」というタイトルも、レイモンド・ブリッグズのあの有名な絵本のキャラのことを指しているのと同時に、精液のメタファーでもあったのである。しかも、セックスした後はもうさよならしたいという、あまりにも最低過ぎる発言。ファンのサブカル女子に軽蔑されてもおかしくない告白だ。

 しかし、こうした発言は、かなり意識的に行われているフシがある。星野は以前から自分が「サブカル」「オシャレ」「草食系男子」というカテゴリーで括られることを嫌っていたし、そういう「サブカル」「オシャレ」を攻撃してきた。

 前述の『星野源雑談集1』でも、「草食系男子」と呼ばれると〈『殺す!』って怒ってたんです(笑)〉と告白してたことあるし、これは「an・an」(マガジンハウス)13年6月5日号のインタビューでは、「うがったものの見方をすることで“自分はわかってる”という選民意識を持つ、いわゆる“こじらせ系”女子が最近増えていますが…」と問いかけられると、「すげー嫌い(苦笑)」とサブカル女子たちをバッサリ切り捨てている。

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