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振り込め詐欺、裏風俗、危険ドラッグ…暴力団が関与しない裏社会ビジネスの仕組みとは

 基本的にグレーゾーンビジネスは、一般市民を相手にしていることが多いが、なかには裏社会の人間が裏社会の人間をターゲットにする場合もある。それが「タタキ」と呼ばれる強盗行為だ。

 タタキの標的になるのは、「脱税していたり、非合法な業務での売り上げや、表に出せないお金を溜め込んでいる裏稼業の人々」。ダーティーな金をよりダーティーな方法で強奪してしまおうというわけだ。

 ちなみに、タタキをするのは「食い詰めた裏の住人たちや不良外国人集団」などが多いという。逆にターゲットになるのは「若くして金を手にした連中。昨今だと振り込め詐欺グループが被害にあうことが多いです」とのこと。タタキで強奪した金を一般市民に配ってくれたら、平成のねずみ小僧にもなるのだが、残念ながらそんなことはなく、ただただ裏社会で金が動くだけのようだ。

 実は身近にも存在している“裏社会ビジネス”。一般市民だからといっても、安心することなく、巻き込まれないように最新の注意を払っておくべきかもしれない。
(田中ヒロナ)

最終更新:2015.03.16 11:04

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