きょうの処分発表まで山下・亀梨の未成年スキャンダルを一切報じなかったマスコミ
それは、これまでの報道ぶりを見ても明らかだ。ジャニーズのタレントがどんな不祥事、スキャンダルを起こそうと、大きな刑事事件にならない限り、事務所の圧力によってメディアが沈黙、それらはすべてなかったことにされてきた。それこそ山下が一般人の携帯電話を持ち去って器物破損で書類送検された問題など、犯罪まがいの不祥事すら、なかったことにされてきたのは、本サイトでも度々報じてきた通り(https://lite-ra.com/2014/10/post-568.html)。
最近になって、「SnowMan」リーダー・岩本照の未成年者との“ラブホテル”での合コンや、手越祐也の緊急事態宣言中の飲み会など、ジャニーズタレントの不祥事がマスコミを賑わすことが多くなったが、それは以前より少しだけタレントのスキャンダルに厳しい姿勢で望むようになったジャニーズ事務所が処分を発表し、“ここまでは報じてOK”と許可していたから、その範囲で報じていただけだ。
実際、今回の山下・亀梨の未成年飲酒・ホテル連れ込みについても、きょう、処分が発表されるまで、テレビはジャニーズの緘口令に唯々諾々と従い、1秒も報じていないし、スポーツ紙も1行も書いていない。
ようするに、これだけネットが発達し、タブーの構造がバレバレになっているにも関わらず、ジャニーズの言いなりというマスコミの体質は全く変わっていないのである。マスコミがこんな忖度姿勢をとるかぎり、ジャニーズタレントの不祥事は絶対になくならないだろう。
(時田章広)
最終更新:2020.08.17 09:49