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これでなぜ総理待望論? 橋下徹のコロナをめぐる言動の無責任とゴマカシ! 「家で寝とけ」と検査求める声を封じながら自分は検査…

これでなぜ総理待望論? 橋下徹のコロナをめぐる言動の無責任とゴマカシ! 「家で寝とけ」と検査求める声を封じながら自分は検査…の画像1
AbemaTV『NewsBAR橋下』より


 新型コロナウイルスをめぐる無策・無能・国民軽視極まりない悪対応で、安倍政権の酷さにほとんど国民が気がついたなか、 “あの人”に「総理大望論」がもちあがっているという。“維新の生みの親”で元大阪市長の橋下徹だ。

 たとえば「PRESIDENT online」は「これが対コロナ最強布陣『橋下総理、小池長官、吉村厚生相』」(4月22日)というタイトルの記事を公開。「政経ジャーナリスト」を名乗る麹町文子氏なる人物の署名記事だが、その中身は、〈首相は橋下徹、一択だ!〉と猛烈に橋下氏を持ち上げ、官房長官に小池百合子・東京都知事、厚労大臣に吉村洋文・大阪府知事を起用、あげく、百田尚樹氏と高須克弥・高須クリニック院長を内閣官房参与として総理のアドバイザーにせよ……という荒唐無稽な内容。この“妄想書き殴り”レベルの記事はSNSでも大いに失笑を買っている。

 まあ、この妄想記事はともかくとしても、橋下氏を次の総理に推す声があるのは事実だ。ようするに、コロナでの積極的な発言が評価されているらしいのだが、しかし、コレってありなのか。あらためて検証してみると、橋下氏のコロナ発言は、まさに政治家時代とまったく同じ、二枚舌と欺瞞に塗れたシロモノとしか思えない。

 その典型例が、4月27日のツイートだ。橋下氏は、西村康稔・経済再生担当相兼新型コロナ担当相がPCR検査を受けたことにネット上で「ずるい」「政府要人だから検査してもらえる」などと批判的なコメントが相次いだことを伝える時事通信の記事をツイートしながら、こう投稿した。

〈これは気の毒。西村さんは一生懸命やっていたし、コロナ対策の政府の司令塔なのに。ただこれだけ国会議員の信用がないということ。年間5000万円以上の現金を受け取ることにも国民は怒っている。吉村大阪府知事が同じ状況なら、早くPCRを受けろ!の声が起きるだろう。〉

 いったい何を言っているのだろう。そもそも、国民から西村大臣のPCR検査に不満の声があがっているのは、大前提として、高熱が続くなどの症状が出ても、一向にPCR検査を受けられないような状況にあるからだ。言うまでもなく、安倍政権は検査対象の極端な絞り込みをおこなっている。安倍首相は4月6日に「1日の検査者数を2万件にする」とぶち上げたが、実際には、その後も「2万人」どころか、日によっては1000名余り、この7日間(4月22〜28日)の平均でも1日5000人程度という低空飛行を続けている。政権のウソに対する国民の怒りは当然だ。

 にもかかわらず橋下氏は、周辺の職員の感染が判明して優先的にPCR検査を受けられた西村大臣を〈一生懸命やっていた〉〈コロナ対策の政府の司令塔〉などとかばいながら、しれっと〈ただこれだけ国会議員の信用がないということ。年間5000万円以上の現金を受け取ることにも国民は怒っている〉と、まったく関係のない国会議員の年収の話にズラしているのだ。

 繰り返すが、いま、一番問題になっているのは、大多数の人がPCR検査を受けたくても受けられない「検査難民」となっていることだ。それを根本からネグって、〈吉村大阪府知事が同じ状況なら、早くPCRを受けろ!の声が起きるだろう〉と反転させる論点のねじ曲げ。完全に橋下氏お得意のスリ替え詐術に他ならない。

 しかも、このスリ替えには、橋下氏が自分にとって都合の悪い事実にフタをするという意図があるとしか思えない。都合の悪い事実とはもちろん、橋下氏自身がいわゆる「PCR検査不要論」の旗振り役であり、検査したくてもできない状況を助長してきたひとりであるということだ。

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