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田崎史郎がコロナ問題で安倍政権擁護のため医者と患者を攻撃! 検査体制ないのに「町医者は検査しろ」「熱が出て旅行いくな」

安倍政権が乗客をクルーズ船から下船させなかった本当の理由を田崎史郎がポロリ

 いや、この千葉県70代女性のケースだけではない。田崎氏は他に『ひるおび!』で、あからさまに安倍政権側の目線で新型コロナ問題を捉えていることを“白状”していた。たとえば同じ21日の放送では、例の橋本岳厚労副大臣がTwitterでクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内写真をアップして〈左手が清潔ルート、右側が不潔ルートです〉と投稿、逆にゾーンニングが全くできていないことを証明した問題に話題が及んだ際、田崎氏は「なんでこんなの写真に撮ってツイッターに載せるんですかね(笑)」とコメント。モロに安倍政権目線の発言には、さすがに恵からも「そっちですか、お怒りは」と呆れられていた。

 ほかにも、14日の放送では、スタジオでも新型コロナウイルスの検査対象拡大が求められるなか、田崎氏だけは「厚労省の指示っていうことじゃなくて、現場が実態的に動き始めてるんじゃないかと思うんですけども、お医者さんレベルで」と発言。岡田晴恵・白鴎大学特任教授から「やっぱり厚労省が指示を出さないと、自治体独自にまかせるっていうのは無理がある」と速攻で否定されていた。

 さらに田崎氏はこの間、安倍政権への批判が高まった「ダイヤモンド・プリンセス号」留め置き問題について、専門家たちがその無意味さを指摘し「早く下船させるべきだ」と声をあげているにもかかわらず、頑なに「乗客たちを出したら感染が拡散することになる」などと言って、政府の対応を必死に擁護していた。

 しかし、20日の『ひるおび!』では、医師である久住英二氏から「早い段階で下船させたほうがいい」と否定されると、田崎氏は明らかに動揺し、なんと、安倍政権の“本音”を口走ってしまったのである。

「ええ、ええ……。だから、そうなってきた場合、国民の反応が持つかってことですね。クルーズ船で実際に起きたと。その方々を何の検査もなしに下船させてしまったと、その時に国内の状況がどうなるかってことです。それを政府は恐れたってことですね」

 政治評論風に言っているが、コレ、支持率の低下を恐れた安倍政権が、単に「やってる感」の演出のために留め置きと乗客の船内軟禁をしていたということを、“御用ジャーナリスト”が思わず認めてしまったってことだろう。実際、久住医師もこう返していた。

「まさにその政府の反応事態がパニックだったと思います。科学的には、うーんそうなのかな(と首を傾げる)という決断が多々なされているというふうに私は見ていました」

 安倍政権を擁護するために「下船させない政府の方針は正しい」と吹聴するつもりが、専門家に簡単に論破され、逆に安倍政権がいかにパニックを起こし、被害を拡大させる無能集団かを証明してしまった田崎氏。“オウンゴール”とはまさしくこういうことを言うのだろうが、いずれにしても、はっきりしていることがある。

 このまま、安倍首相に新型コロナウイルスの対応をまかせていれば、どうなるか。そして、この期におよんで、こんな無能政権の擁護をするため、感染者や民間の医師たちを叩き、科学的根拠や事実と真逆のことを宣伝する“御用ジャーナリスト”を放置してしまえば、何が起きるか。

 ますます取り返しのつかないことになるのは、火を見るより明らかだ。連中は、自分たちの“延命”のために、国民の生命と生活を犠牲にしようとしている。もうこれ以上、騙されるわけにはいかない。

最終更新:2020.02.23 12:09

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