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“幼児性全開”安倍首相が立憲・黒岩議員を「嘘つき」呼ばわりするも秒殺!「いま根拠ないこと言った!」と喚いた直後に証拠を突きつけられ

「根拠のないことをおっしゃった」と喚く安倍に突きつけられたニューオータニの規約

 そして、痛いところを突かれたせいか、安倍首相はまたしても粘着ネットユーザーのような“うざ絡み”をはじめるのである。

「買収とか、そういう決め付けはやめたほうがいいですよ。だいたい黒岩委員はいつもそうやって決めつけをする。先程の久兵衛の話もそうですけどね、決めつけをしたら、それ真っ赤な嘘だったじゃないですか。真っ赤な嘘だったですよね? それはやはり自分は嘘をついてしまったということを認められたほうがいいと思いますよ?」

 稀代の嘘つきが他人に「嘘をついたと認めろ」と迫るとは……。しかし、安倍首相の幼稚な答弁のハイライトは、このあとのやりとりだ。

 安倍首相はさんざん「嘘つき!」と罵倒を繰り広げたあと、「(前夜祭は)事務所で予約をした」と述べ、「出席予定者が欠席するリスク負担が発生する可能性がある。誰がリスクを負担することになっていたか」という黒岩議員の質問に、「事前のアンケート調査により概ねの出席者数は判明していることから、ホテル側の了解のもと、取り消し料等の取り決めは特段おこなわなかった」と答弁した。

 ここで黒岩議員は「そこがおかしいんですよ。リスク負担というのは、規約を見ても契約主体との間でリスク負担をするわけですよ」と追及したのだが、すると安倍首相は鬼の首を取ったように勝ち誇って、こんなことを言い出したのだ。

「いま『規約に書いてある』とおっしゃったけど、ニューオータニの規約に書いてあるんですか?」
「いま根拠のないことをおっしゃったということがあきらかになりましたね。別にこれはニューオータニの規約にあるわけではないですよ、そんなことが。根拠がないのに、おっしゃる。それはまた久兵衛の寿司と同じじゃないですか(笑)」

 だが、ここで黒岩議員は手に持った紙を指し示して、「ここに規約、ありますよ。ホテルニューオータニ東京の」と返答。その規約をこう読み上げたのだ。

「規約の第二項に『有料人数の確認』と。『料理等用意する人数の最終決定数。最終決定数は宴会、催事開催日前の最終平日の午前中までにホテル担当係までご連絡ください。上記期限を過ぎて出席者が減少した場合でもすべて手配が完了しておりますので最終決定数にてご請求させていただきます』と書いてあるわけですよ。これ、1人でも2人でも、欠席が出たときでも最終決定数で請求されるわけだから、その差額については誰かが負担しますと(いうこと)」

 ようするに、「根拠のないことを言った!」という安倍首相の謎の勝利宣言は、ものの見事に秒殺されてしまったのである。そして、規約を見せつけられた安倍首相は、こんなことを口にしたのだった。

「私が申し上げたのはですね、私は仲介をしたわけでございまして、契約の主体、主体はですね、参加者でありますから、当然、参加者との契約になるわけであります。その、それを前提に申し上げているわけでありまして、そのケースにおいての規約があるのかどうかということを申し上げたわけでございます」

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