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「桜を見る会」で田崎史郎と産経が失笑のスリカエ詐術で安倍擁護…でも安倍後援会850人招待には田崎も「多いな」とポロリ

三原じゅん子は玉川徹、青木理に逆ギレし、「厳重に抗議します」と報道圧力の醜態

 いや、必死ヅラをしているのは田崎氏だけではない。当の政権の政治家たちも、わけのわからない失笑モノの開き直りや逆ギレを見せている。その筆頭が、自民党の三原じゅん子参院議員だ。

 前述の『モーニングショー』では、萩生田光一文科相や松本純・元国家公安委員会委員長らが自身の後援会関係者を「桜を見る会」に招待したことをブログで報告していた件も取り上げたのだが、そのなかで、三原じゅん子議員も2014年4月18日のブログで〈「桜を見る会」に出席してまいりました。今年は母や叔母たちも参加し喜んでおりました〉と記していたことを紹介。玉川氏と青木氏は、政府が「各界において様々な功績・功労のあった方々などを幅広く招待している」などと説明していることを念頭に、「三原じゅん子さんのお母さん、どういう功労なんだろう」とツッコむ一幕があった。番組は三原じゅん子議員の事務所に、母親や叔母を招待した理由を質問したが、一昨日までに回答はなかったという。

 ところが、である。番組放送後、三原じゅん子議員はTwitterでこう逆ギレしたのだ。

〈この件は内閣府のルールに則って、招待された人が出席したまでです。
しかしながら番組での二人の母への発言は許しがたい侮辱発言だと思います。
厳重に抗議します!〉

 愕然とせざるをえない。どういう神経をしたらこんなことが言えるのか。玉川氏と青木氏は招待基準の曖昧性を指摘したに過ぎず、三原議員の母親を「侮辱」などしていない。しかも番組は招待した理由をちゃんと聞いているのに、それには説明せずに「内閣府のルールに則って招待された」などと言うのは誤魔化しもいいところ。ガバガバな「ルール」が問題になっていることを、この安倍ヨイショ政治家はまったくわかっていないらしい。

 まして、三原議員は与党の政治家であり、国民の税金で飯を食っている存在だ。納税者の疑問を率直に代弁した『モーニングショー』に対して「侮辱」などと難癖をつけ、「厳重に抗議します!」とは勘違いも甚だしい。正当性のかけらもないイチャモンであり、報道圧力だ。いま、「侮辱」されているのは納税者である。この逆ギレツイートだけでも、三原議員は議員辞職に値する。

 いずれにせよ、安倍首相主催「桜を見る会」は、安倍政権によるお友だち優遇・利益誘導政治の腐敗の象徴だ。野党はもちろん、全メディアが徹底的に追及せねばならない。いまこそ、このつけあがった政権に突きつけてやるべきだ。国民をなめるのもいい加減にしろ、と。

最終更新:2019.11.13 01:29

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