「NHKから国民を守る党」ホームページより
マツコ・デラックスへの集団訴訟を呼びかけるなど、国会議員としてあるまじき行動が止まらない「NHKから国民を守る党」(N国)の党首・立花孝志氏。
その立花氏が今日午後2時、なんと警視庁の月島署で任意の聴取を受けたようだ。容疑は中央区区議の二瓶文徳氏への脅迫。
実は、二瓶文徳氏は父親で江東区区議の二瓶文隆氏とともに、N国党員だったのだが、父親の文隆氏がN国の政治資金のずさんな管理などを示唆して離党を宣言。すると、立花氏は二瓶親子に対して、このような動画をアップした。
「おっさん、もう年だし、仕事できへんようにしてやるだけのことなんで。とことんかかって来いよ、二瓶文隆。息子のほう、25歳。こいつのほうが将来があるので徹底的に潰しに行きます」
「俺、この子のお母さん、彼女も知ってますよ。徹底的にこいつの人生、僕は潰しにいきますからね。二瓶親子、とくに息子、覚悟しておけ。お前ら、許さんぞボケ!」
こうした言動に対して、今回、息子の文徳氏が月島署に刑事告訴もしくは被害相談をしたということらしい。
月島署から出てきた立花氏は、マスコミに対して二瓶氏から刑事告訴され、よびだされたこと、さらには「二瓶文徳を街中歩けないようにしてやる」といった趣旨の発言を行ったことは認めたものの、脅迫には当たらないのではないかと主張した。そして17時から、議員会館で会見を開き「進退も含めた今後の対応について」語ると話した。
これを受けて、マスコミの間では議員辞職するのではないかと見方も広がっているが、立花氏のこれまでの言動を考えると、すんなり議員辞職するとは思えない。いずれにしても、N国をめぐるトンデモ騒動はまだまだ終わりを迎えそうにない。
(編集部)
最終更新:2019.09.09 09:58