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ウーマン村本にデマを指摘された百田尚樹が逆ギレして被害者面! 自分のデマごまかし名誉毀損と恫喝する卑劣

「名誉毀損」と吉本の大﨑社長の名前をちらつかせ、村本を恫喝した百田

 普段、自分たちがさんざん汚い言葉でヘイトをまきちらしながら、よく言うわという感じだが、もっと唖然としたのが当の百田だ。なんと9日から10日かけて、村本を名誉毀損で提訴することを示唆するこんなツイートを連投したのだ。

〈今日、ひょんなことから、かつて安倍総理が幹事長時代に、安倍さんの名誉毀損裁判で「噂の真相」を廃刊に追い込んだ辣腕弁護士先生と食事をする機会があった。
で、ふと、ウーマン村本のツイートを見せたら、「これは名誉毀損でやれます」とのこと。
やろうかな〉
〈そう言えば、今日、「噂の真相」を廃刊に追い込んだ弁護士先生が言っていたが、最後に編集長だか副編集長だかが、「このままで終わると思うなよ」と捨て台詞を吐いたとのこと。〉
〈多くの人から、裁判は時間の無駄と言われたが、弁護士の先生に一任するので、私の時間が取られることはない。
彼がもう一度なめたツイートしたら、訴えることにする。〉
〈まあ、でも訴える時は、一応、友人の大崎に仁義を切らないとあかんやろなあ〉

 ちなみに「友人の大崎」というのは、村本が所属する吉本興業の大﨑洋社長を指すと思われるが、それにしても、言論を生業としている人間が言論人同士の論戦で、デマを指摘されて逆ギレしたあげく、安倍首相や所属事務所社長の名前を持ち出して訴訟圧力をちらつかせるとは……。その卑怯さには唖然とするしかない。

 しかも、百田自身が村本を「名誉毀損」よばわりしているこのツイートで、自分が明らかなデマをとばしている。

 それは、百田が名誉毀損提訴をちらつかせて村本を恫喝するために、弁護士のことを〈かつて安倍総理が幹事長時代に、安倍さんの名誉毀損裁判で「噂の真相」を廃刊に追い込んだ辣腕弁護士先生〉と紹介していたくだりだ。

 これ、真っ赤な嘘である。2004年に休刊した『噂の真相』はたしかに、その少し前、2003年当時、官房副長官だった安倍晋三に名誉毀損で訴えられている。しかし、休刊はそれよりも前からとっくに決まっていた話で、安倍の裁判とは何の関係もない。実際、「噂の真相」のバックナンバーをチェックすると、少なくとも1999年の段階で休刊を公言していた。これで、どうして、安倍が名誉毀損裁判で「噂の真相」を廃刊に追い詰めたことになるのか。

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