未成年女性との飲酒疑惑でも堂々W杯レポーターをつとめる手越裕也

　メディアは連日、サッカーW杯の話題で持ちきりだ。本日も、日本対セネガル戦が行われる。

　例によって各局タレントレポーターを起用し現地ロシアに送り込んでおり、TBSはサッカー経験がある若手俳優の竹内涼真、テレビ朝日は関ジャニ∞の村上信五などがW杯番組に出演している。そして、セネガル戦を中継する日本テレビでは、NEWSの手越祐也がキャスターを務めている。

　しかし、ご存知のとおり手越といえば、「週刊文春」（文藝春秋）に未成年女性との飲酒疑惑を報じられたばかり。その前週には同じくジャニーズNEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキも未成年女性への飲酒強要が発覚、小山は『news every.』（日テレ）キャスターをはじめ芸能活動を停止、加藤は厳重注意の処分を受けている。そしてふたりの番組内での生謝罪などはワイドショーでも大々的に報じられた。

　ところが、手越の未成年飲酒疑惑に関しては、ワイドショーはいっさい報じず、それどころか日本テレビのW杯キャスターも何食わぬ顔で予定通り務めている。

　ジャニーズ事務所も、日本テレビも、一体どういう見識なのだろうか。

　こんなこと、ジャニーズ事務所のタレントでなければ、許されないだろう。通常なら連日メディアでバッシングされ、W杯キャスターも降板に追い込まれていてもおかしくない事態だ。現に、手越も出演する『世界の果てまでイッテQ！』（日テレ）において、ベッキーはたかだか不倫で降板させられたまま、いまだ復帰に至っていない。

　本サイトでは、犯罪まがいの不祥事すらなかったことにしてしまうジャニーズ事務所と芸能マスコミの癒着体質について、繰り返し指摘しているが、今回の手越のW杯キャスター続行もその最たる例のひとつだろう。

　先日、手越とジャニーズに対する、日本テレビをはじめとする大手マスコミの忖度ぶりについて報じた記事を以下に再録するので、あらためてご一読いただきたい。
（編集部）