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小泉今日子の不倫告白でワイドショーが触れないあの部分!“バーニングタブーへの自戒”を“不倫謝罪”に歪曲

「豊原はすでに離婚」という誤報を流布させた、バーニングと芸能マスコミ

 この本サイトの指摘通り、実際に豊原は籍が抜けておらず、二人の関係は「不倫」だった。しかし、そのことはなかったことにされ、現在まで二人の関係がメディアに報じられる際も、豊原側の家族に関しては「離婚済みであり過去のこと」とされてきた。

 なぜ、二人の関係が不倫であることが報じられなかったのか。言うまでもなく、その裏には「不倫については書くな」というバーニングからの圧力あるいは芸能マスコミ側の忖度があったことは推察できたが、今回、その経緯について小泉自身が明らかにしているのだ。

〈一部の週刊誌などで報道されている通り恋愛関係でもあります。ですが事実ではない記事も多く、豊原氏の関係者の皆様にはご迷惑お掛けしております。豊原氏にはご家庭があります。最初に写真誌に記事が掲載された時、私はご家族に迷惑を掛けないように守って欲しいという旨をスタッフに伝えました。その結果、事は思わぬ方向に動いてしまったまま数年の時を過ごしてしまいました。インターネットや雑誌などには既に離婚されているという誤った情報が流布されており、そのためにご家族の存在自体が伏せられたような形で報じられ続けてしまいました。この一連の報道に対して豊原氏からの発言の機会を奪ってしまったのも私の行動に一因があったのかもしれません。このようなことになり、ご家族にはお詫びの言葉もございません。そして今まで自らが発言しなかったことには後悔の念しかありません〉

 つまり、2015年当時の報道に際して小泉がバーニングのスタッフに〈ご家族に迷惑を掛けないように守って欲しい〉と伝えたところ、バーニングは「豊原はすでに離婚していて、不倫ではない」というストーリーを描き、それをマスコミに流したということなのだろう。文章にもある通り、その結果として豊原の家族の存在はないものとされ、豊原もバーニング側が描いたストーリー以外の発言は一切できない状態に置かれてしまった。

 ただし小泉は、こうした誤った報道について事務所やメディアだけを責めるというよりは、そもそも「守って欲しい」と自身が要求したことによるものであること、そしてその後も訂正することなく黙認してきたことについても、率直に自らの責任を認めている。この文章も〈事務所から独立した今、一個人として全てをこの身で受け止める覚悟〉〈人間としてのけじめとしてご報告させて頂きます〉と結んでいる。

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