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にゃんこスター・アンゴラ村長が「顔や生まれ、変えられないものを蔑む笑いは古い」と画期的発言! でもネットや女芸人は

尼神インター誠子の「あんたそんなにかわいくない」にアンゴラ村長は

誠子「かわいい女芸人出てきたって言われてますけど、アンタそんなでもないで!」
アンゴラ「でも、なんていうか、顔とか生まれとか、変えられないものを蔑むっていうのは、ちょっともう古いっていうか」
誠子「なんやねん! なんやねん! うるさいねん!」
3助「ボクの取り合いかな?」
東野幸治(番組司会)「違う(笑)。(にゃんこスターのふたりは)付き合ってるやん、別れが来たら解散なの?」
3助「勘弁してくれよ〜」
アンゴラ「それはもう、大解散」
鹿島渚(尼神インター)「芸人なめんなよ!! 別れたとしても、お笑いやっていかなあかんから、別れたとしても解散したらダメなんですよ」
アンゴラ「わたしは、解散するっていうのも人生をぜんぶ芸人してるなっていうので、ワクワクしてるんですよ」
東野「(渚の)考え方古い?」
アンゴラ「はい、白亜紀です!」
渚「解散するっていう答え方じゃなくて、『わたしたちは解散しないんです。別れないんです、なんでかって言ったら、それくらい愛が深いんです、宇宙ぐらい』とか、そういうワケわからんことで返してほしいんですよ。そういうキャラでやってるなら」
東野「平野さん、ママ気取りで聞いてますけど、若手がお笑い論を熱く語ってましたけど、どう思いますか?」
平野ノラ「わたしはぁ……半袖半ズボンの男は嫌だなって思います」

「顔とか笑いとか変えられないものを蔑む笑いは、もう古い」というこのアンゴラ村長の発言は、差別的言動が幅を利かせている現在の日本社会において、非常に画期的な主張だ。

 たとえば少し前に、フジテレビ『とんねるずのみなさんのおかげでした30周年スペシャル』で、とんねるずの石橋貴明演じる「保毛尾田保毛男」というゲイを揶揄したキャラクターに視聴者、LGBT団体などから批判が殺到し、フジテレビが謝罪するという一件が記憶に新しい。

 LGBTに対する偏見がいま以上に強かった30年近く前に人気を博したキャラクターである「保毛尾田保毛男」は同性愛者を差別する用語である「ホモ」を連発したり、その容姿も発言内容も、当時のゲイに対する偏見をそのままカリカチュアしたキャラクターだったため、LGBTに対する理解が進んだ現代の常識からすると多くの人が違和感を抱き、問題視された。

 一方で、お笑い芸人たちからはこうしたポリティカル・コレクトネやコンプライアンスについて「窮屈だ」「お笑いやテレビをつまらなくしている」といった批判や不満の声をあげる者も少なくない。たとえば松本人志はフジテレビが謝罪した10月16日にツイッターで「バラエティ番組はいわゆるスピード違反で叱られる時がある でも それはテレビを面白くしたい情熱だったりする。今のテレビを面白くなくしてるのは叱られることを恐れすぎのスピードださなすぎ違反だと思う」とツイートした。

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