違和感を感じざるを得ない『ダウンタウンDX』における須藤凜々花発言の変更
同様の事件としては、14年5月25日に岩手県で行われたAKB48全国握手会でのこぎりを持った男が川栄李奈と入山杏奈と男性スタッフを切りつけた事件があるが、このときも秋元は沈黙。挙げ句、握手会再開が発表される前日の、6月29日付読売新聞の連載コラムに〈「夢をあきらめるわけにはいかない」。その信念から傷ついた彼女たちは立ち上がり、前に進んだ〉と綴り、握手会というビジネスの現場で起こった事件の責任について自身の見解を述べることもなく、握手会の再開を“メンバーの夢”などと正当化してみせたのだ。
そうした“前科”を考えれば、須藤の「結婚」宣言というサプライズの“発案者”だったはずの秋元が、ファンから予想外の大バッシングを受け、「知らなかった」ことにしたことは想像に容易い。そして、今回のテレビ出演で須藤が内情を“暴露”したことも、秋元がカットを命じたのか、事務所が“忖度”したのかはわからないが、大人の事情で封印されてしまったことは間違いないだろう。
須藤は問題の放送で「“投票してください”っていうこともアイドルとして大事な仕事」「やっぱ営業」「私は、NMBが大好きで、NMBが選挙で弱いって言われているから、 今年こそ私が順位を上げて話題をかっさらうぞって」と本音はぶちまけ、またもファンから怒りを一身に受けている。須藤は何も間違ったことは言っていないと思うが、一方、須藤の自由奔放さを面白がっていたはずの秋元は、自分は「結婚」宣言には関与していないと知らん顔……。須藤の潔さにくらべ、まったく往生際が悪いとしか言いようがないだろう。
(編集部)
最終更新:2017.09.18 12:27