責任逃れを繰り返す一方、秋元康は横須賀に30億円の豪邸を建設中
16年4月に起こったHKT48「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞が女性蔑視であると批判を浴びた問題でも、秋元氏は一切、見解を示すことはなかった。そればかりか、「アインシュタインよりディアナ・アグロン」をはじめ秋元氏のほかの作品も取り上げて、彼の女性蔑視的な視線を批評した本サイトの記事に対して、AKB運営会社であるAKSの法務部は「名誉毀損及び侮辱罪が成立する」「即刻、記事を削除せよ」というメールを送りつけてきた。本サイトが徹底抗戦の構えを記事で表明すると、その後、運営側は沈黙したが、批評さえ恫喝で黙らせようとする態度を見る限り、秋元氏およびそのスタッフに批判を真摯に受け止める姿勢は感じられない。
握手会での傷害事件といえば、14年5月25日に岩手県で行われたAKB48全国握手会でのこぎりを持った男が川栄李奈と入山杏奈と男性スタッフを切りつけた事件があるが、このときも秋元氏は沈黙。6月13日、『テリー伊藤のフライデースクープ そこまで言うか!』(ニッポン放送)に出演したものの、事件について触れることはなかった。結局、握手会再開が発表される前日の、6月29日付読売新聞の連載コラムに〈「夢をあきらめるわけにはいかない」。その信念から傷ついた彼女たちは立ち上がり、前に進んだ〉といったことを書くまで、コメントを出すことはなかった。
こうした責任押し付けや不自然なダンマリといった責任逃れの対応を貫く一方、今週発売の「週刊文春」17年7月6日号には興味深い記事が掲載されていた。現在、秋元氏は、三浦半島の海と富士山が一望できる土地に地上3階地下1階、床面積は600坪におよぶ大豪邸を建設中だというのである。土地と建物合わせて30億円にもなり、隣接した土地は幻冬舎が購入しているとも記事では報じられている。
責任は部下やメンバーに押し付ける一方で、利益はきっちり自分のものに。この搾取構造はいったいつまで続くのだろうか。
(編集部)
最終更新:2018.10.18 03:20