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百田尚樹の韓国ヘイト本がヒドい!「韓国は不潔」「朝鮮にハングルを広めたのは日本」など差別デマと歴史修正のオンパレード

マスコミはネトウヨデマの徹底検証を!

 ここまで「嫌韓本ではない」などと百田がホラを吹いている『今こそ、韓国に謝ろう』が、正真正銘のヘイト本であることを実証してきた。他にも、同書から、挑発的かつ民族蔑視的なヘイト言説を列挙していけば、それこそキリがない。

〈彼女たちが整形手術を受けたいという理由は様々でしょうが、根本的なことを言えば、「自分の顔が気に入らない」という一点に尽きるのではないでしょうか。つまり敢えて乱暴な言い方をすれば、韓国人は「朝鮮人の顔」が嫌いなのです。〉
〈もちろんスポーツにおける不正はどの国にもあります。ドーピング発覚事件を見ない大会はないほどです。しかし韓国ほど露骨に、しかも何度も不正を繰り返す国はあまりありません。韓国人は勝ちさえすれば、どんな汚い手段を用いてもかまわないと考えているようです。〉
〈私は長年、韓国の異常な内政干渉の理由を考えてきましたが、ある時、はっと気付いたことがあります。それは、彼らは他国の政治や文化に口を出しているつもりはないのではないかということです。韓国人たちは、自国政府にものを言っているつもりだったのです。
 そう、韓国人は、まだ「自分たちは日本人である」と思っていたのです。〉

 繰り返しになるが、この無教養で非学問的なネトウヨ作家は、まさに現在進行形で、韓国・朝鮮人への憎悪を煽り立てている。一方で、大学という公共空間での講演が反対によって中止になると「言論弾圧だ」と叫んで被害者ヅラ。あらためて唖然とするほかない。

 ただ、一つだけ愚痴をこぼしておくと、百田センセイみたいなヘイトスピーカーが、あまたのデマをほざき、ネトウヨから喝采を浴びまくっているのと比較して、こうした妄言をしっかり検証する動きは、あまりにも鈍いと言わざるをえない。

 たしかに、クソのようなネトウヨ言説をひとつ検証するだけでも、そのホラを吹く何十倍もの労力が必要となる。鼻で笑いたくなるトンデモばかりだからなおさらだ。しかし、その検証を怠った結果もたらされたのが、歴史修正主義や差別主義の蔓延する現在の状況ではないのか。もちろん本サイトは、今後も百田だけでなく、こうしたヘイトデマと徹底的に対峙していくつもりだが、新聞やテレビなどのマスコミもそろそろ本腰を入れてもらいたいと強く願う。

最終更新:2017.12.05 01:44

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