萩生田官房副長官が「加計ありき」の指示を行ったのは事実だ!
ちなみに、これは2013年5月5日から6日にかけての出来事だと思われるが、各紙の首相動静欄に安倍首相の別荘を萩生田氏が訪れた記載はあっても、そこに加計理事長の名前はない。
しかし、この安倍首相、萩生田氏と一緒に写真に写っている人物と、安倍昭恵夫人が2015年のクリスマスイブに、「男たちの悪巧み…(?)」という文章とともにアップした写真に写っている加計氏を見比べてほしい。髪型からヒゲ、笑顔、服装の雰囲気までまったく同じ、同一人物としか思えないのだ。ちなみに、動静欄にはもうひとり本田悦朗内閣官房参与の名前があったが、この写真の人物は本田参与とは似ても似つかない。
ようするに、安倍首相と加計理事長は報じられている以上に、頻繁にゴルフや会食に出かけているということなのだろう。そして、萩生田氏も安倍首相と加計理事長と一緒に休暇を仲良く過ごす間柄なのではないか。
いずれにしても、これで「『腹心の友』というのは最近、報道で知った」「プライベートまで承知しない」とはよく言ったものだ。知らないも何も、その模様を自分のブログで写真まであげておきながら、“安倍首相と加計理事長の関係なんてよく知らない”などと萩生田官房副長官はすぐにバレる嘘をつくのか。
それはあらためて言うまでもなく、安倍首相が「腹心の友」に獣医学部新設というプレゼントをしてあげた、その過程に自分もがっつりかかわっていたからこそだろう。
萩生田官房副長官が述べたことはまさに「虚偽答弁」と言えるが、そんなチマチマした嘘を重ねていれば疑惑はどんどん膨らむだけ。ましてや、内閣府の職員が「勝手に書いた」なんて罪の被せ方は言語道断だ。こうした嘘と責任のなすりつけによって、萩生田官房副長官にはとっとと自爆していただきたいものである。
(編集部)
最終更新:2017.12.05 01:28