しかも、こうしたリークのほとんどは、事実をかなりフレームアップした印象操作らしい。前出週刊誌記者も苦笑しながらこう話す。
「周囲を取材しても、彼女が小出との関係を周囲に吹聴していたという印象はあるけど、計画性はまったくない。金銭要求も周りの大人に話したら『それ、半分レイプじゃないか』『妊娠してたらどうするんだ』と言われたので、本人もその気になって要求した、というレベルでしょう。アミューズとしては、小出の謹慎はやむをえないとしても、なんとか将来の復帰の目は残したい。それで、表向きは殊勝に謝罪のポーズを見せながら、裏で『女性にはめられた』というカウンター情報を流しているわけです」
実はこうしたアミューズの情報操作について、テリー伊藤が、11日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS)でこう違和感を表明していた。
「なんで事務所側は金銭要求をしてるってことを認めてるんだろう。これどっちかというと印象操作になってきますよね。女性側にも落ち度があるみたいな」「女性だって、こういうことをされたからこういう(金銭を要求する)ことになったわけだからちょっとおかしいと思う」
まさに正論だが、こういった指摘をしているのはごくわずか。マスコミもネットも、アミューズの情報操作に乗っかって、どんどんこの17歳の少女のバッシングとプライバシー暴きをエスカレートさせている。
この問題を放送するなとは言わないが、少なくともマスコミは、大手芸能プロがバックについている芸能人の小出と一般人の少女のどちらの責任が大きいのかをもう一度考えるべきではないのか。
(林グンマ)
最終更新:2017.12.05 01:18