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懲りない昭恵夫人がfacebookで元経産官僚にこっそり言い訳! SNSやる暇があったら国会に出てこい

「最初、この名前をですね『安倍晋三記念小学校』、『瑞穂の國安倍晋三記念小学校』ということにしたいというふうに籠池園長からお話をいただきました。ほんとうに名誉なことだと思いましたけれども、主人に申したところ、『たいへんありがたいお話ではあるけれども、もし安倍晋三総理の名前が、もしかして子どもたちにとって負担になるときがあるのかもしれない、いつもいつも安倍政権がいいときばかりではなくて、時には大きな批判に晒されることがあるかもしれない。そんなときに子どもたちが自分の学校の名前をどういうふうに思うだろうか。できればこの総理大臣という立場が終わってから、その名前をつけていただいたほうがみんなにとっていいことなのではないか』ということだったので、今回はご辞退させていただきました。でも、あの、瑞穂の國というのはほんとうに素晴らしい名前の小学校だなというふうに思って、この小学校がたくさんの生徒さんたちが集まられて発展していったらいいなと主人も私も望んでいるところでございます」

 この「証言」は安倍首相の国会答弁と真っ向から食い違う。安倍首相は「安倍晋三記念小学校」という校名について下野時に断った旨を国会で説明したが、昭恵夫人の弁では、籠池理事長側に校名の断りを入れたのは第二次安倍政権発足後となる。当時、昭恵夫人が嘘をつく必要はないわけで、安倍首相は保身のために国会でウソの答弁をしたということになる。

 しかも、籠池理事長の証人喚問における証言だと、「瑞穂の國」という名前は予定地を訪れた昭恵夫人が「いい田んぼができそうですね」と言ったことが由来だという。現に、菅野完氏が先日公開した写真によって、2014年4月26日に昭恵夫人は籠池夫妻とともに小学校建設予定地を訪れていたことがわかっている。この日に昭恵夫人が「いい田んぼができそう」と感想を口にし、それを受けて籠池理事長が「瑞穂の國記念小學院」という名を考えたとしたら、この校名ができたのは2014年4月以降となる。安倍氏の首相在任真っ只中ではないか。

 さらに、籠池理事長もこの講演会のなかで「本来は『瑞穂の國安倍晋三記念小學院』という名前を銘打たせていただく予定でありましたけれども、名誉校長がおっしゃっていただいた趣旨で、いま『瑞穂の國記念小學院』」という名前でおさまっています」と、昭恵夫人の傍で話をしている。建設中だった小学校の壁面には「瑞穂の國」と「記念小學院」のあいだに4文字分、不自然な空白がつくられていたが、これはやはり「安倍晋三」と後から入れられるようにしていたと考えられよう。

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