〈ほらね。無所属推薦だと思ってたけど公認で出すのかな。圧勝は決まってるからどちらでも良いんだろう。大阪はもうこんな感じだな〉
また、橋下氏後継の吉村洋文・大阪市長は「最終的には松井代表が決めること。僕が話すことではない」と断りつつも、清水氏について「非常に人柄がよく、芯の強い方という印象。(中略)人格的にも優れている。それでいて、社会に対しても熱い思いをもっておられる」と、今日の定例会見で絶賛している。
本人がいくら否定し、知らぬ存ぜぬを決め込もうと、維新サイドや読売テレビ周りでは、隠し切れない動きや発言が続々と出ているのだ。別の在阪メディア関係者は苦笑する。
「まあ、かつて『2万%あり得ない』と言い切ったのをあっさりひっくり返して府知事選に出馬し、それでも圧勝した橋下氏の党ですから、事前に偽情報を流して世の中を欺くなんてことは当たり前なんでしょう。それの何が悪い?ぐらいの感覚やないですか。清水氏はギリギリまで『出馬は全くない。基金の活動と育児に専念する』と言い続け、時期が来たら、維新の熱心なオファーに心動かされ、やむなく出馬……という絵でも描くんでしょう。彼がSNSにしょっちゅう書いている『想いにこたえたい』みたいな、何を言ってるのかわからないポエム表現で」
自己陶酔のポエムをSNSに綴るのは結構だが、嘘はやめたほうがいい。実際、今日の報道を受けて、ツイッターなどでは「退社理由は噓だったのか。がっかりした」「妻の死と子供のことを利用したのか」といった声が多々上がっている。清水氏が本当に「噓つき」にならないためには、維新の出馬要請をきっぱり断るしかないだろう。
(編集部)
最終更新:2017.11.20 04:17