しかし、問題はK氏本人の反社会的勢力との関係だ。K氏は西麻布のダーツバーFの共同オーナーだが、この店は市川海老蔵の暴行事件の舞台になった場所。関東連合の関係者も出入りしていたことで知られている。
「たぶん、そういうやばい筋の人脈はあるでしょう。ただ、本人は暴力団員でも半グレでもないようなので、そこは大きな問題にはならない。むしろ、焦点は過去にヤミ金をやっていたというのが事実かどうか、でしょうね」(芸能レポーター)
前述したように、日刊サイゾーはK氏に関して「少し前までヤミ金で一儲けをしていた人物」と書いている。「FLASH」もK氏が不動産関連企業を辞めた後「高校の先輩と2人である事業を始めた。当時、とにかく人を集めていたのを覚えている」と書いているが、この「ある事業」というのがヤミ金だったのではないか、という見方が流れている。
「『FLASH』も当初は、ヤミ金の部分をメインにしようと取材していたんだが、事務所に取材して、その部分を削ったと聞いている。裏をとりきれなかったのか、それとも『FLASH』お得意のバーターなのかは不明ですが」(週刊誌記者)
K氏の経歴や素性については、取材を継続している社もあるというから、真相はもうすぐ明らかになるかもしれない。いずれにしても、本来はおめでたい話が一転してこんな展開になってしまったことで、相武紗季の所属事務所、スポンサーや広告代理店関係者は、困惑を隠せないでいるようだ。
(時田章広)
最終更新:2016.05.10 11:04