『涙は句読点 AKB48公式10年史』(日刊スポーツ出版社)
先日、横浜スタジアムにて前田敦子らOGメンバーも多数参加しての高橋みなみ卒業コンサートが行われ話題となったAKB48。
AKB48は、2005年12月8日の劇場初公演から10年を迎え、本年3月9日には前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美のOG4名も加えた10周年記念シングル「君はメロディー」を発売。高橋みなみ卒業もあいまって、メモリアルイヤーを祝しての記念事業が多く企画されている。
そのなかのひとつが『涙は句読点 AKB48公式10年史』(日刊スポーツ出版社)。AKB48がこれまで歩んできた道のりを、秋元康、現場スタッフ、所属レコード会社の担当者、古参オタク、さらに卒業メンバーなどのインタビューを交えながら綴った本だ。膨大な情報量が詰まっており、古くからのファンでも知らなかった新事実が多数埋まっている充実の内容となっている。
そんな『涙は句読点』は、峯岸みなみの坊主騒動や指原莉乃のHKT48移籍へつながった「週刊文春」報道、また、14年に岩手県の全国握手会で起きた襲撃事件など、その10年の歴史のなかで抱えた「闇」の部分も隠さずに触れているが、実は終始避けているトピックがひとつある。
それは、AKB48の運営会社であるAKSにまつわる、決して許されないスキャンダルの数々だ。当サイトでは、AKB48公式10年史本の発売を記念して、本のなかでは触れられていない、AKSが残した黒歴史をまとめてみた。国民的アイドルとしての大ブレイクの裏にある、運営のブラック過ぎる悪行の数々を是非ともご覧いただきたい。
●ファンへの裏切り! AKS社長はタレントに手をつけている!
AKB48の運営母体である株式会社AKSという名の由来は、A(秋元康)K(窪田康志)S(芝幸太郎)だというのはよく知られた話だが、このAKS前社長・窪田氏は自分の手がけるタレントに手をつけているという噂が絶えない。
まず一番最初に名があがったのが、篠田麻里子。「週刊文春」10年2月18日号では「AKB48は事務所社長の「喜び組」」という扇情的タイトルの記事で、篠田が窪田氏と知り合ったのは、彼女が福岡のキャバクラで働いていた時であり、彼が上京への道筋をつくったと報道。また、窪田氏は神戸市内に妻子を残し、自分は都内の高級タワーマンションで生活。そして、篠田もそのマンションの別の部屋に住んでいることから、二人が愛人関係にあるのではと匂わせている。