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AKB公式10年史発売記念…暴力団との関係、タレントへのお手つき、盗撮、脱法ハーブ…AKB運営闇の10年史

●AKB48グループ総支配人の脱法ハーブ吸引騒動

 AKB48のスタッフが起こした問題は盗撮だけではない。AKB48グループ総支配人(当時。現在はAKB48グループカスタマーセンター長)の戸賀崎智信氏は、人々に夢を与えるアイドルグループを束ねる人間として決して撮られてはいけない写真を撮られてしまった。

「週刊文春」13年11月28日号には、彼が気持ちよさそうに脱法ハーブを吸引している姿が掲載されファンに衝撃を与えた。しかも、誌面には別の日に吸引している姿も撮られており、多いときで2、30分に一度吸うほどの常習者であるとも報じられている。

 彼が愛用していたのは、ビゼ社製の「H」シリーズ12世代。大麻と同じような効能を化学的につくった成分が混ぜられており、記事内では都内でハーブを扱う業者から「玄人(常習者)向けだよ」とのコメントも寄せられている。

 彼の悪行はこれだけではない。「週刊文春」は戸賀崎氏を追うなかで撮影された愛人との密会写真も掲載。脱法ハーブは吸うと感度が上がることから、セックスの前に吸う者も多い。彼もその一人だったのだろうか。メンバーには恋愛禁止を強いておきながら、自らは爛れた日々を送る。これではあんまりである。


●杜撰な経理…3年間で5億円の申告漏れを指摘される

 ここまであげてきた事例でも、AKB48に関わるスタッフの破滅っぷりがよく理解いただけたかと思うが、こんな運営だから、当然、経理に関しても杜撰。「週刊文春」15年9月17日号によると、AKSは東京国税局から税務調査を受け、14年11月期までの3年間で約5億円の申告漏れを指摘され、1億円以上の追徴課税を言い渡されたという。

 なぜこんなことになったのか。それは、月100万から200万円にもなるというメンバーの高額な家賃や、歯の矯正といった美容関連費など約4億円を経費として計上していたが、これが認められず、メンバーへの寄付金として申告し直すよう求められたからだ。杜撰な経理はこれだけではない。同時に、14年に辞任した窪田前社長による4000万円の交際費も申告し直しになっている。

 当サイトでも先日取り上げたが、人気メンバーが続々と卒業し下降線をたどるAKB48陣営の台所事情は大変厳しいようで、握手会などの現場で用意される豪華なケータリングは廃止され、現在は質素な弁当になっているという。このような事態に追い込まれたのも、杜撰な管理および放漫経営が原因の身から出たサビなのかもしれない。

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