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SMAP報道の舞台裏を改めて検証!芸能記者匿名座談会(中)

スポーツ紙はSMAP報道でいかにジャニーズの大本営発表を垂れ流し続けたか! その嘘と情報操作を検証する

B 実はジャニーズの幹部連中は相当、危機感を募らせていたみたいだね。スポンサー筋やSMAPを起用しているパラリンピック委員会からもクレームが入っていたらしいし、この騒動で他のタレントにもマイナスイメージがつきかねない。ジャニーズ事務所内でも、中居たちを潰すようなことをしたら、ものすごい反発を招くというのがわかったみたいで、途中から完全に方針転換していた。

C ジャニーズから流れてくる情報も、1月15、16日頃を境に変わっていったよね。力で抑え込むような強気の内容から、かなり防御的なスタンスものに変化していった。「中居たちが謝罪に来れば許すつもりだったのに、謝罪に来なかったから」ということをやたら強調し始めて、マイナスイメージを払拭しようと躍起になっていたしね。

D 1月初めにはメリー氏が「週刊新潮」、顧問の小杉理宇造氏が「週刊文春」(文藝春秋)のインタビューに応じたのも、その表れだろう。実際、メリー氏のインタビューも、いつもの暴言は影をひそめていて、まるで文書回答したようなよどみのなさ。このインタビューはかなりゲラチェックが入ったらしいよ。

C あと、ジャニーズの幹部たちは裏で、中居たちの復帰に向けて地ならしを始めていた。中居たちが後悔しているという情報を流していたのも、実は中居サイドじゃなくて、ジャニーズ事務所サイドだったし。

A これは、キムタクも同じだった。前も話したように、キムタクはたぶん、ある時期まではSMAPが解散になってもいいと思っていたはず。だが、世論の反発が起きて、このまま解散になったら自分が戦犯にされる、と思ったんだろう。ジュリー氏と相談して、4人の復帰に向けて動き始めた。

B ただ、最大の障害はメリー氏だった。実は、ジャニーズの広報は第一報の直後、中居に謝罪会見をさせて、事態の収拾をはかろうとしたことがあるんだが、その時も、メリー氏が「何が会見だ」と激怒。それを阻止してしまった。ジャニーズサイドは中居たちがメリー氏に謝罪していないという情報をしきりに流していたが、これも逆で、メリー氏が中居たちのアプローチに頑として首を縦に振らなかったのだという。最後まで、周囲の説得に耳を傾けようとせずに、「絶対許さない」と言い続けていたらしい。

C たぶん、事務所が途中から、和解や復帰の情報を流し始めたのは、外堀を埋めていく作戦だったんだろうね。ニッカンを中心に、キムタクが仲裁に動くという情報をどんどんあげて、マスコミ辞令でそういう流れにしていく作戦というか。さらに小杉氏らが動いて、もう一度、田邊氏にメリー氏を説得してもらったらしい。

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