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朝ドラ“五代様”でブレイクのディーン・フジオカが「日本の女性は酒を注がされて大変」「もっと自由に」

 ディーンの態度は“純日本の芸能界”とは規格が異なる、なんともたくましいもの。ちなみに、エンタテインメントに対する姿勢だけでなく、ディーンは女性に対する考え方も“日本的”ではない。

「日本の女性って、飲みの席になるとみんな一様にお酒を注いでいる。その姿を見ていると、大変だなーと思うんですよ。僕は海外育ちの妻の影響で、もう15年くらいレディファーストの意識でやってきているので、もっと女性が自由であれる手伝いというか、トリートできたらと思っています。欧米の女性は主張が強すぎるという声もありますが、僕はそういうほうが好きですね」(前出「FRaU」)

 まさに、良妻賢母の考えが支配的な社会で、ひとり奮闘するあさを支えた五代様さながらの発言。同じ中年イケメン俳優枠でも、交際女性に「女の心情の理解を求めない」「仕事のワガママは許すこと」などと亭主関白な七箇条を設けていた西島秀俊とは大違いだ。

 ぜひディーンには、日本の芸能界と社会の女性観に風穴をあけてほしいと願わずにいられないが、きっと彼は、ブレイク真っ只中の日本に固執することもなく、妻と子どもが暮らすインドネシアを生活の軸にして、アジアを見据えて活動していくのだろう。そういう部分も女性ファンにとっては「惚れてまうやろ!」な要素なのかもしれないが。
(大方 草)

最終更新:2016.02.22 07:35

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