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検証!SMAP騒動とジャニーズの女帝〈前編〉

SMAP騒動を生んだメリー喜多川氏“恐怖の被害妄想”! 飯島氏だけでなくキスマイのマネジャーにもクビ宣告

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メリー氏の暴走によって、SMAP、そして、飯島マネージャーの運命は大きく狂わされてしまった。

 4人がジャニーズに戻るということで、なんとなくうやむやになってしまったSMAP問題。テレビは「解散しなくてよかった」という当たり障りのない結論ですべてをごまかし、ジャニーズ事務所への抗議活動を展開していたファンたちも「元に戻ったんだから」と振り上げた拳をおさめてしまった。

 しかし、本当にこのままでいいのだろうか。芸能界とテレビ関係者の間ではとりあえずの安堵感が広がる一方で「あの人がいるかぎり、第二、第三のSMAP騒動が起きるのではないか」という懸念がくすぶっているという。

「あの人」とはもちろんメリー喜多川副社長のことだ。ジャニーズ事務所といえば、ジャニー喜多川社長の存在ばかりがクローズアップされるが、マネジメント面では、すべてジャニー氏の姉であるこのメリー氏が取り仕切ってきた。事務所にたてついたタレントやメディアを徹底的に干し上げるジャニーズ帝国の恐怖支配もこのメリーがつくりだしたものだ。

 だが、そのメリー副社長が最近、かなりおかしくなっているというのだ。これはテレビや芸能界ではタブー視されているが、しかし、多くの人が共有している危惧だという。当のジャニーズ事務所関係者がこう語る。

「メリーさんは、もともと強権的でしたが、最近の暴走はそういう次元じゃない。錯乱しているというか、経営者として正常な判断力を失っているとしか思えません。ヒステリーがさらにひどくなって、言うこともコロコロ変わる。昨日と今日で全然違うというレベルじゃなく、それこそ1時間経ったらもう違うことを言い出す。もっと言うと、何を言っているか意味不明なこともすごく多い。そして、最悪なのは被害妄想が強くなっていること。突然、まわりの人間が“裏切っている”と疑い出し、その妄想が止まらなくなるんです」

 今回のSMAP解散騒動もそうだった。飯島三智マネージャーや中居正広らが独立を企てたわけではなく、メリー副社長が、飯島マネージャーに対して、娘の藤島ジュリー景子を追い落とし、次期社長を狙っているという妄想を抱き始めたのが始まりだった。オーナー企業のジャニーズ事務所でジュリー氏に取って代わることなどできるわけがないし、飯島氏自身もそんなことはまったく考えていなかったのだが、メリー氏はある時期から、「飯島がジャニーズを乗っ取ろうとしている」というようなことばかり言い始めたのだという。

 そして、飯島氏に対して、嫌がらせのような圧力を加えていく。飯島氏にはこれまでSMAPはじめ自分の管轄のタレントを自由にプロデュースできる裁量権が与えられていたのだが、ある時期から、その権限を剥奪。どのメディア、番組に出すのか、すべて本社の決裁を仰ぐように命じたのだ。

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