小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

新年特別企画 芸能人「よく言った!大賞」(前編)1位〜5位

石田純一、坂上忍、鶴瓶、SHELLY…炎上を恐れず安保法制に反対した芸能人「よく言った!大賞」発表

★4位 SHELLY

「雨の中デモを続ける方々は本当にかっこいいと思います」

 先日、産休に入ったばかりのSHELLY。姉御肌な「男前」っぷりで人気の彼女だが、この夏に起きたツイッターでのネトウヨとのやりとりは、彼女の肝っ玉の大きさを知らしめるような事件であった。
 事の発端は、安保法制が強行採決された7月15日にSHELLYがこんなツイートを投稿したことであった。
「この時代にこんな事が有り得るの?とテレビを見ながら不信感しかないです」「この状況を戦争を経験された世代はどう感じるだろう?」
「そんな中、今も雨の中デモを続ける方々は本当にかっこいいと思います。若い世代が立ち上がってる事を誇りに思います。日本、どうなっちゃうんだろう」
 しかし、これが「保守速報」などのまとめサイトにまとめられ大炎上。「平和平和と言いながらアベシネとか平気で言っちゃう人等のデモがカッコイイとでも思ってるの?」といったリプライがSHELLYのもとに大量に届くことになる。なかには、「外国籍のハーフタレントは黙ってろ。」といった、人種差別的ヘイト発言も含まれていた。
 これに対し、SHELLYはまったくひるまなかった。「なんだかな…デモで自分の考えを発信して国を変えようと頑張ってる人がいる事をかっこいいと言ったらなんでこんな捉え方になるんだろう?ヘイトスピーチではなくフリースピーチを評価したんですよ」と返し、ネトウヨたちを一蹴。さらには、母親が韓国人という間違った情報による「在日」認定に、「ねーねー、なんでうちの母が韓国系になっちゃったの??チャプチェが作れるから?(笑)浅はか過ぎてなんにも言えない…」とユーモアを混ぜて反撃したのである。
 これに、ネトウヨたちはグーの音も出ず……。
 最近の芸能人は、桑田佳祐みたいに、一瞬勇ましいことをいっても、炎上するとすぐに発言を撤回し、謝罪するのがパターンになっているが、SHELLYはちそのへんのやわな芸能人とはレベルがちがっていた。
 しかも、お手本にしたくなるような見事な返し。今年、元気な赤ちゃんを産んだら、またクレバーで歯に衣着せぬ発言をお茶の間に届けて欲しい。

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する