メリー喜多川副社長の愛を一身に受けて19年ぶりの紅白出場を果たす近藤真彦。大晦日、マッチは我々にどんなステージを見せてくれるのだろうか?
先ほど、『第66回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。乃木坂46、星野源、大原櫻子ら初出場組や、X JAPANの18年ぶりの紅白復帰が話題となる一方、そのラインナップを見て、ジャニーズ事務所の紅白独占っぷりが指摘されている。
今回出場が決まったジャニーズ関連の歌手は、嵐、関ジャニ∞、近藤真彦、SMAP、TOKIO、Sexy Zone、V6。白組出演者26組のうち7組もジャニーズが占める異常事態となっている。しかも、司会は井ノ原快彦である。
井ノ原は『あさイチ』での活躍があるからまだ分かるとして、いちばん解せないのは近藤真彦の存在だ。19年ぶりに紅白出場を果たす近藤真彦は、今年歌手活動35周年を迎えている。この紅白がその35周年イヤーの締めくくりとなるのだが、それにしても、なぜマッチが紅白に?
実は、この1年の壮絶なマッチ推しは紅白出場だけにとどまらない。昨年末の『2014FNS歌謡祭』(フジテレビ系)や、年末恒例のカウントダウンコンサート『Johnnys' Countdown 2014-2015』では、他のジャニーズタレントを単なる「盛り上げ要員」として扱うような近藤真彦メインの演出がなされ、多くのファンが当惑した。
こうしたマッチ売り込みの陣頭指揮を取っていたのが、ジャニーズ事務所副社長のメリー喜多川氏だ。ことあるごとに「マッチ35周年の特別企画」を現場に押しつけていたようで、テレビ各局もジャニーズの女帝には逆らえず、頭を抱えていたという。紅白復帰は、いわばゴリ押しの集大成というわけだ。
「総合司会にマッチと仲のいい黒柳徹子が選ばれましたが、これはマッチの復帰とセットで、メリーさんが仕掛けたんじゃないかといわれています。総合司会をタモリに断られて困っていたNHKとしては渡りに船だったということでしょう」(テレビ局関係者)
いくら35周年とはいえ昨今目立った活動もないマッチが、なぜここまでゴリ推しされているのか? その裏には、メリー喜多川副社長のマッチへの深すぎる愛が関係している。当サイトでは、メリー氏の愛がどれほど尋常ならざるものなのか、切り込んだ記事を掲載したことがある。ここに再録するので、是非とも読んでみてほしい。
(編集部)
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50余年にわたりジャニーズ帝国を支えてきた、“女帝”メリー喜多川副社長の独占インタビューを掲載した「週刊文春」(文藝春秋)1月29日号の記事が波紋を広げている。