まさか、政府の審議会などにも名を連ねてきた大物作家がヘイト漫画家と同じレベルで難民を語るとは……。いや、考えてみたら、それは驚くに値しない。むしろ、曽野のような人物が長らくメディアに君臨し、政権に重用されているからこそ、この国にはすみとしこのような存在が登場するようになったのかもしれない。
弱者バッシングの女王は安倍政権になって、とうとう道徳の教科書にまで載るようになった。これから、この国には、さぞかし大量のはすみとしこが生み出されることになるだろう。
(伊勢崎馨)
最終更新:2015.11.12 05:18