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「戦争に行きたくないは利己的」武藤議員に今度は未成年男性相手の“ゲイ買春”疑惑が浮上、政治資金流用も?

 しかも驚いたことに、この男性は議員宿舎の武藤議員の部屋にも4度ほど招き入れられ、宿舎でセックスをしたという。

 この記事に対して、武藤議員は全面否定をしているが、「文春」は武藤議員が男性に送った「俺の言うこと全て言いなりになるなら振り込む」「奴隷だよ」といった文面のLINEも入手しており、男性の携帯に登録された武藤議員の携帯番号も一致。さらには、文春の取材翌日、武藤議員がこの男性にかけてきた口止め電話の一部始終もおさえており、記事の信憑性は非常に高い。

 この報道で問題なのはやはり、国会議員が未成年に対して買春行為を行っていたということだろう。法律的には罰則はないが、倫理的にはありえない行為だ。しかも、武藤議員は他の男性ともそういう行為をしていた可能性が高く、かなりの金をつぎ込んでいる。今、問題になっている「国会議員枠未公開株」でかき集めた金を流用していたのではないか、そんな疑惑も浮上しているのだ。

 いずれにしても、よくもまあこんな人間が国会議員に、と呆れ果てるが、しかし、これは武藤議員ひとりだけの問題ではない。

 武藤議員は安倍首相の盟友である麻生太郎副総理の派閥所属で、憲法審査会の委員。例の「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのがいちばん」という言論弾圧発言が飛び出した「文化芸術懇話会」の結成にも関わっている。極右団体・日本会議の総会にも出席し、安倍晋三首相が会長を務める「神道政治連盟国会議員懇談会」にも所属している。

 いわば、典型的な安倍チルドレンの若手タカ派議員なのだが、こういう金権体質は安倍チルドレンにおいて1人や2人ではないという。

「文化芸術懇話会で言論弾圧発言をした井上貴博議員にも寄付金1300万円の収支報告書未記載、愛人へのDV疑惑が報道されましたが、安倍チルドレンにはほんとうにタチの悪い議員が多い。他にも、金銭がらみや愛人がらみのスキャンダルが囁かれている議員が相当いるようです」(全国紙政治部記者)

 まさに「利己的」な政治家たちがこぞって、平和憲法と戦後教育を「利己的」と攻撃し、国民に愛国を強制しているというわけだ。もはや悪い冗談としか思えない。
(田部祥太)

最終更新:2015.08.27 08:09

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