怒号が飛び交うなか、ついに可決されてしまった安保法案(YouTube「FNNnewsCH」より)
安倍政権の目指す“戦争のできる国”へと、大きな一歩が踏み出されてしまった。本日午後、とうとう安保法案が可決されたのだ。安倍首相自身も「国民の理解を得られていない」と認めながら、強行採決に踏み切るというとんでもない暴挙だった。
NHKは国の根幹を変えてしまう法案の採決を中継すらせず、緊急中継したTBS『ひるおび』ではこの危険な法案を強行採決した暴挙を批判するのでなく、野党が必死に反対する様を笑いながら茶化すという、体たらく。
そして各局一様に「より一段と丁寧な説明が求められる」などととぼけた解説をしていたが、安倍政権が「丁寧な説明」などする気のないことは明らかだろう。
この間、安倍政権がしてきたことといえば、噓とスリカエとごまかしにまみれたインチキ説明を繰り返し、異論は圧力で封じるという、「丁寧な説明」とは真逆のまさに独裁政権そのもののやり口だった。しかし安保法制について丁寧な説明などできないのは、当たり前の話。どんなに言い繕おうと、まともに説明すれば、戦争するための法案であるという安保法制の本質が、白日のもとにさらされるだけからだ。
本サイトでは、この間、安倍独裁政権の横暴の数々、安保法制の危険な本質を繰り返し批判してきた。ここに再録するので、いま一度ご一読いただきたい。
(編集部)
■安保法案のインチキと、その真の目的とは 〜安倍政権のウソ編〜
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