おめでとう、さっしー。(AKB48公式サイト「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」より)
昨日6日に行われた「AKB48第7回選抜総選挙」は、HKT48・指原莉乃が首位奪還を果たし、2度目の1位に輝いた。この結果が発表された瞬間、ある人物が指原にこんなエールを送っていた。
「次のセンター曲の握手会、絶対行きます」
このメッセージの発信者は、なんと指原の元カレ。指原がバラエティ番組で「写真を売られたのです」と自虐的に話す、以前付き合っていたファンの男性。そう、あのスキャンダルのお相手だ。
元カレは、どこでこのメッセージを公開したのか。じつは「週刊文春」(文藝春秋)でAKBグループのスキャンダルを連発しまくっている記者が総選挙の裏で「“文春砲”記者出演! AKB48総選挙ウラ実況」(外部リンク)と題してニコニコ生放送を実施、スキャンダル報道の裏側を赤裸々に語り、ついでに指原の元カレからメッセージを受けとって発表したのだ。
AKBファンおよびウオッチャーならご存じの通り、AKBのスキャンダルは「週刊文春」(以下、文春)の独壇場。指原の元カレによる暴露記事や、世間を騒がせた峯岸みなみの坊主事件の引き金となったGENERATIONS・白濱亜嵐とのお泊まり愛、佐藤健が泥酔した前田敦子をお姫様だっこした衝撃写真、さらにはメンバーだけでなく、AKB支配人だった戸賀崎智信の脱法ハーブ吸引現場や、元運営幹部によるメンバー盗撮事件など、「文春」はこれまで数多くのAKBスキャンダルを連発してきた。
そんなスクープを飛ばしてきた「文春」のAKB担当記者・スズキ氏が、同じく文藝春秋社員で、先日発売されたアイドルの世界を舞台にした朝井リョウの小説『武道館』の担当編集者・B子氏とともにニコ生に登場。一応、『武道館』のプロモーションの一環であったようだが、スズキ記者は冒頭からAKBスキャンダルの裏側をここぞとばかりに暴露しはじめたのだ。
たとえば、19位に峯岸みなみがランクインすると、スズキ記者は例の坊主事件を振り返り、自分がスッパ抜いたスキャンダルによって峯岸が坊主になったときの気持ちを「驚いた」と述べる。しかし、それはもちろん「申し訳ないことをした」という話ではない。スズキ記者は峯岸が坊主になるや否や、ほんとうに自分の意志で彼女は頭を刈り上げたのか?と気になり、「峯岸さん家の近所のドン・キホーテとか、バリカン売ってる店を探した」と言うのだ。また、前述した元運営幹部の盗撮事件を追っていた際に判明したのは、スタッフが“悪さ”を働くと坊主にすることで禊を済ませるという文化がAKB運営にはある、ということ。そのため、スズキ記者はいまでも峯岸の事件を「どこかからそういう(坊主にしろという圧力が)あったんじゃないか」と考えているようだ。