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サザン桑田が新アルバムで反日バッシング対策!? 週刊誌にもコラボ企画でPR予算バラマキ

「あのバッシング騒動が起きて、桑田さんは大きなショックを受けていました。右翼から抗議を受けたこともあって、かなり追いつめられ、アミューズとビクターは社をあげて必死で対策に走り回っていた。『Missing Persons』はその対策の目玉のひとつでしょう。『葡萄』の制作は昨年から始まっていましたが、今年になって急遽この曲がアルバムのメインになったという話もあります。実際、プロモーションでも『Missing Persons』を前面に押し出していますから」(ビクター関係者)

 さらにもうひとつ、桑田サイドはこの新アルバム発売にあわせて、露骨なバッシング対策を行っている。それは4月24日からローソンで無料配布された「スペシャルマガジン 総力特集 サザンオールスターズ『葡萄』」というPRマガジンだ。

 36ページからなるこのフリーペーパー、開いてみると「週刊文春」(文藝春秋)「週刊現代」(講談社)「週刊ポスト」(小学館)「週刊プレイボーイ」(集英社)「週刊SPA!」(扶桑社)という5つの週刊誌が4ページずつを受けもち、それぞれ『葡萄』の中の1曲をテーマに特集を展開している。いわば、“週刊誌の出張版フリペ”という体裁だ。

 また、それぞれの週刊誌の誌面でもこのフリペと『葡萄』の紹介記事がでかでかと掲載されており、ようするに、『葡萄』のプロモーションが週刊誌とのコラボレーションで大々的に行われているのである。

「これらの週刊誌には一誌当たり数百万円から1千万円の金が支払われているようです。サザンのプロモーション予算は億単位で、通常は映像にいちばん金をかける。しかし、今回はこの企画にもっともお金を使っているんじゃないでしょうか」(同)

 いったいなぜ週刊誌なのか。このコラボ企画について、PR記事を掲載した「女性セブン」(小学館)では、「桑田さんは毎週記事をチェックしているほど大の雑誌好きだそうです」という事務所関係者のコメントを紹介し、「今回の新アルバムはとくにピュアなラブソングから時事問題まで歌っていて、“なんだか週刊誌みたいなアルバムだな~”と話していてスタッフがこの企画を思いついたそうです」としているが、「週刊誌みたいなアルバムだから」というのはちょっと苦しすぎる言い訳だろう。

 そう。すでにお察しだと思うが、この企画は、桑田がこれ以上、週刊誌からバッシングを受けないように、所属事務所のアミューズが仕掛けたものなのだ。

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