沙也加の激やせを報じた「女性自身」(光文社)5月5日号では、精神科医の香山リカが沙也加と聖子の関係についてこんな指摘をしている。
「沙也加さんはゴシックロリータ・ファッションを愛好していますが、そういった人には、“成熟を拒否したい”という心理があり、複雑な母娘関係の影響を受けているケースがあります。(略)沙也加さんがダイエットに励んでいるとすれば、“まずは容姿で母を超えたい”という気持ちの表れかもしれません」
沙也加は『アナ雪』での成功、そして共演者である松たか子への傾倒、バンド活動や恋人との同棲、バラエティでの活躍などでようやく母親の呪縛から逃れ、解放されつつあるように見える。
実際、聖子と沙也加は現在、断絶状態とも伝えられる。沙也加が今年1月に出版した自著のなかでも、聖子については一切触れていない。最近でも4月17、18日に行われた聖子のファンミーティングではその内容をSNSで書くことすら禁じたうえ、まるで沙也加の存在をタブー扱いするような空気さえあったという。
こうして見ると今回の“激やせ”は沙也加にとって母親からの呪縛を超える、最後の心の葛藤の表れかもしれない。もちろん親子関係は外からは伺い知れない複雑なものがあるだろう。だがその大きな試練を見事乗り切って、1人のアーティスト“沙也加”としてさらなる活躍を期待したい。
(林グンマ)
最終更新:2015.05.07 11:17