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ジャニヲタより濃い!? “マシャヲタ”こと福山雅治ファンの情熱がスゴい!

 だが、福山ヲタの苦労が忍ばれるのは、「歌番組の観覧希望で、番組側が決めた年齢制限にいつもキレる」という点。というのも、番組側の意向によって「18歳〜25歳の女性の方」といった制限が設けられるため、年齢層の高いマシャヲタには難関となっているのだ。そんなファンを尻目に、肝心の福山は鬼の所業ともいえる試練を課す。そのひとつが、女子高生の「ライブには何を着て行ったらいいですか?」という質問に、「ホッパン(ホットパンツ)です」と答えた事件だ。しかも、福山の『魂ラジ』で恒例プレゼントとなっているのが、福山が自腹で買うTバックショーツ。そのためマシャヲタたちは、ライブには「普段は滅多にはかないホッパン&Tバックをはいていく」のだという。涙ぐましいまでのファン心である……。

 しかし、これくらいではマシャヲタとしてはまだまだ初級。ドン引き必至の超上級マシャヲタが芸能界に存在する。それは、歌舞伎界のプリンス・四代目市川猿之助である。

 じつは猿之助、高校生のころから『魂ラジ』の熱心なリスナーで、ハガキの投稿をするほどのマシャヲタだった。しかし、驚くべきは、その愛情の伝え方である。昨年、福山が出演した『A-Studio』(TBS系)によれば、猿之助はなんと、ラジオ番組宛てに当時の「市川亀治郎」名義で、万札を現金書留で送付! さすがの福山も「こわい」と思い送り返したらしいが、その出来事を「ファンであるという感謝の表現を現金でしかできなかったんでしょうね」と語っていた。

 とはいえ、このストーカーレベルの盲信さが縁となり、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』で憧れの“マシャ兄”と共演を果たした猿之助。まさにレジェンド・オブ・マシャヲタの名にふさわしいが、こんな荒技が通用するのは梨園のエリートだからこそ。福山に見初められるには、高すぎるハードルが待っているようだ。
(サニーうどん)

最終更新:2014.12.25 11:04

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