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バーニングも顔負け!? 矢口真里を追いつめたナベプロの情報操作全手口

 さらに、「週女」と同様に「週刊文春」(文藝春秋)の報道も矢口バッシングに拍車をかけたが、ここにもナベプロが食い込んでいたという。

「『文春』は、中村が矢口・梅田と鉢合わせした後、矢口の母親を電話で呼び出し、母娘が中村に土下座して謝罪したことや、中村のもとに『二千万円で、悪者になってくれないか。(浮気の件は)黙ってもらえないか』と電話があり、中村は身の危険を感じたという話が掲載されていますが、これらもナベプロ側が、中村が有利になるように情報を提供したものです」(前出・芸能記者)

 ナベプロがここまでして中村を守ったのには理由がある。それは中村に“矢口へのDV疑惑”があがっていたためである。不倫騒動後に「女性セブン」(小学館)がマンションの住人のコメントとして、矢口と中村の部屋から大きな物音とともに「やめて! お願いだからやめて、昌也!」という絶叫が聞こえてきたことを紹介しているが、「婦人公論」(中央公論新社)ではさらに踏み込んで、結婚当初から矢口がひどい暴力に見舞われていたことが関係者によって語られている。──つまりナベプロには、大きな“弱み”があったのだ。

 だが、ナベプロはここでも立ち回りが早かった。DV疑惑の一報を報じた上記の「女性セブン」が発売されたときには、すでに同日発売の「文春」を使ってDV疑惑を否定させていた。「DVなんて絶対にない」という友人の証言を掲載している。中村がDV疑惑によって劣勢にならないよう先回りして情報をリーク、世間に同情を買うべく矢口のマイナスイメージを植え付ける作戦に出たのだ。

 実際、この作戦は功を奏し、世間は“DV疑惑”を「矢口の苦し紛れのでまかせ」とし、中村は“妻を寝取られた男”としてテレビにどんどん出演するように。ナベプロ側がアップフロントに情報戦で制しただけでなく、中村の売り出しにも成功したのである。

 こうしたナベプロの謀略によって矢口は追い詰められ、昨日、『ミヤネ屋』でも語っていたように、誰とも口が聞けないほどの人間不信に陥ったという。

「本来は、中村がそういう夫婦の問題をマスコミにチクる“セコい男”であることや、DV疑惑などをもちだして反撃することもできた。でも、矢口本人が憔悴しきっていて、何かアクションを起こせるような状態ではなかった。しかも、矢口の所属事務所のアップフロントは無為無策で、マスコミ対策を委託しているはずのオーロラも当初はあまり熱心に動こうとはしなかった。一方、ナベプロは中村の話題作りに次々情報を出してくる。そうなると、芸能マスコミはどんどんナベプロに引きずられて、かさにかかって責め立てる。そうやって、傷口がどんどん広がっていったんです」(芸能関係者)

 あらゆる手を使って相手を黙らせる──こうしたやり口はバーニングやジャニーズ事務所の専売特許かと思われがちだが、そうではない。ナベプロだって同じようなものなのだ。

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