「きっかけは、同窓会だった。それまでも年に一度の同窓会で会っていたが、73歳の時、同窓会の場で初めて彼女を誘った。私が二番目の妻を亡くしてから3年経った頃のことだ」
どうやら田原は妻が亡くなって3年経つと、プロポーズやら恋愛をしたくなるようだが、彼女もまた夫に先立たれていた境遇だった。
「高校時代も美貌で理知的な女性だったが、いまも見目麗しい」「彼女と一緒にいて楽しいのは、心がときめくからだ」
堂々としたこのノロケっぷり! しかも流行の同窓会恋愛だったとは! さすがである。さらに田原は彼女と集団的自衛権やTPP、安倍晋三論などの論争もするという。彼女は新鮮な意見を田原にぶつけるらしい。
「結婚していないから、お互いを縛るものも何もない。心おきなく、何の秘密もなく、話し合うことができる」
「そういう意味では、妻以上の存在といえるかもしれない。というのも、妻にはなかなか自分の弱みを見せられなかったからだ」
田原総一朗、80歳の熱愛宣言。結局、田原の健康の秘訣は、恋愛だったのかも。ずっとお元気で。公私ともに、朝まで激論を闘わせてください。
(伊勢崎馨)
最終更新:2015.01.19 04:57