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中川翔子“長期炎上”はネットいじめだ!背後にオタク芸能人への反感も

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中川翔子オフィシャルブログ「しょこたんぶろぐ」より


 ネット上での中川翔子へのバッシングが、なかなかおさまらずにいる。テレビには元気そうに出演しているので「なにをバッシングされているの?」と不思議に思う人も多いかもしれないが、ネット上ではすでに1カ月半にわたって批判が巻き起こりつづけているのだ。

 ことの発端は、8月14日に中川がTwitterでつぶやいたひと言だった。

「保健所に連れて行くなっ」。──これは、4匹の捨て猫を飼ってくれる人を探していた女子大学生が、2匹の里親を見つけることができず、やむなく保健所に連れて行ったことをTwitter上で報告したことに対して、中川が反応したつぶやきだった。中川はすぐに「言葉遣いが悪かったです申し訳ない。が、保健所に連れて行くとガスで殺処分されるんです。」と、言い方がきつすぎたことへの謝罪と、猫が殺処分されないための保護活動の必要性を訴えた。だが、フォロワーが35万人超える影響力をもつ中川が“一般人を晒した”ことに対する批判は止むことがなかった。

 しかも、この“猫問題”をきっかけに中川への追及は拡大。ネット民たちの“調査”により、中川が猫の保護を訴える一方で、自身のブランド「mmts」で過去にリアルファー製品を取り扱っていたという疑惑がもちあがったのだ。なかには中川が以前、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』でヒロインの声優をつとめ、「mmts」でもコラボ商品を展開していたことから、毛皮製品を取り扱わない方針を打ち出しているディズニーに“凸る”(突撃する)人まで登場。『塔の上の〜』のAmazonレビュー欄も大荒れする事態にまで発展した。

 さらに、騒動は“猫問題”とは関係のない話にまで波及する。2013年3月に、日本赤十字社のWebサイトで中川が献血に挑戦するレポートが掲載されたのだが、献血してはいけない条件のひとつである「ヒト由来のプラセンタ注射薬」を中川が受けていたことを指摘する声があがったのだ。

 たしかに、11年8月3日のブログで、「メガビタミンプラセンタ点滴というのをやってきました、めちゃめちゃにんにくスメルがする、かなりキクとのうわさ!(中略)しかし胎盤を注入するってなんかすごかりしだな(゜∀゜)」と綴っており、しかもこの文章が後に削除されていたことから、ネット民は日本赤十字社に突撃を開始。よほど問い合わせが多かったのか、日本赤十字社はついにHPで『キャンペーン起用タレントの「ヒト由来プラセンタ製剤」の使用について』という報告を行い、『同氏が所属する事務所及び本人に調査を依頼し、献血をお断りしている「ヒト由来プラセンタ製剤」は使用したことはない旨の回答をいただいております』と発表するまでにいたった。

 ──このように2度にわたる大炎上が起こった中川。しかも現在は、中川が「不正商品撲滅キャンペーン」のイベントに登場して「コピーを楽しんでいる人は魂や先祖が泣いている。バチが当たりますよ!」と言っていたにもかかわらず、アニメ『Free!』のグッズとして発売されている「岩鳶高校水泳部ジャージ」のニセモノと思しきものを身につけていることをネット民は問題視。さらなる大きな炎上へと発展しそうな状況となっている。

 たしかに“猫問題”に関しては、親身になって里親探しを行っていた一般の女子大生に対して、中川は誤解を招きかねない表現をしてしまったかもしれない。だが、軽率な部分があったとしても、そのほとんどはうっかりミスに等しいものだ。それをここまで吊るし上げるさまは、まさしく“いじめ”と同じ。──この中川の騒動に限らず、ひとつのミスに対して寄ってたかって血祭りにあげる行為はネット上でよく見られるが、炎上というよりも“ネットいじめ”と呼ぶべきものだ。

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