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デカい女子に萌える男子が増殖中!?“巨女”マンガが密かなブームに!

 なかでも、『このマンガがすごい!2014』にランクインした『富士山さんは思春期』(オジロマコト/双葉社)では、“マイクロ巨女”の魅力がとことん描かれている。

 ヒロインの富士山さんは、顔立ちは可愛いのに180cmの長身のため、男子からは「女じゃない」と言われてしまっている女の子。幼なじみの上場君だけは、そんな富士山さんの魅力に気づき2人は付き合うことになる。身長差カップル2人の甘酸っぱい日常が淡々と続くが、素晴らしいのは上場くんが富士山さんを見つめる視点で描かれていることである。自分のかわりに高いところの物をとる富士山さんを見上げ長い手足を振り回す富士山さん、大きな体をちいちゃく屈める富士山さん……。富士山さんが持つ、頼りがいと安心感と可愛らしさが、上場くんと同じ目線で味わうことができるのだ。

 “ウルトラ巨女”は、『ウルトラマンタロウ』(1973〜74年放送)で登場したウルトラの母をはじめ、特撮や漫画の中で時折登場していたが、勿論ブームになったことはかった。しかし、ひとつの性癖のジャンルとしては古くから認知されていたとされる。インターネット草創期の97年頃にはすでに巨大娘専門サイトの老舗「巨大娘普及委員会」が設立されている。このマニアックな“ウルトラ巨女”も、『ONE PIECE』や『七つの大罪』といった大メジャー作品で取り上げられ、読者をあらたな萌えの世界へと誘っているのだ。

『まりかセヴン』(伊藤伸平/双葉社)は“ウルトラ巨女”に変身する主役に据えた作品だ。ひょんなことから宇宙人“セヴン”と融合してしまった女子高生まりかが、身長38mの“まりかセヴン”に変身して地球侵略の怪獣と戦うというストーリー。特撮のお約束を踏襲しつつ、パロディにしつつ、ほんのりシリアス展開もあり、特撮好きなお父さんにはたまらない作品だ。

 まりかセヴンは見た目も女性らしい、柔らかいフォルムをしている。そんな巨大美少女が、ビルの合間にそそり立つ。地響きをあげながら巨大怪獣に突進し、ビルを足場に怪獣に飛びつき、怪獣を足蹴にするまりかセヴン。一般人が見上げるとそこに、まりかセヴンの下乳、尻、ひざの裏……。そんな非現実な萌えを味わえる。

“マイクロ巨女”に“ウルトラ巨女”、パターンは様々だが、なぜいま巨女ブームなのか。いや、決して巨女人気は、きのうや今日始まったものではない。日本のマンガ草創期から巨女に魅せられた者たちがいた。

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